2024年12月19日
『日本eスポーツ協会設立準備委員会(JESPA)』委員長補佐 平方彰氏へのインタビュー記事が掲載されています。
JESPA 設立の経緯、eスポーツビジネスの可能性、専用ゲームタイトル、国際連盟化など非常に幅広い内容のインタビューになっています。
JESPA の組織としては、森 喜郎元総理大臣が顧問に、スポーツ議員連盟の一員である衆議院議員の馳浩氏が理事として就任することが決定しているそうです。
非常に濃いインタビューになっているので是非とも読んでみてください。
ここ数日4Gamer に掲載されている TAITAI さんによるインタビューは興味深いものばかりです。
良くも悪くも日本はまっさら。メーカー単体じゃもはや追い付けないから電通と役人の手でってことですね。韓国も国策として成功してますし。
ただ、実務にソニーやエンターブレインという(親密な)名が挙がっているのですが、協会自体が"メーカー色"になならないか、商業的要素を取り除こうとする結果、前衛時代の今に規格を設ける方へ向いて逆に"しがらみ"を作ってしまわないか心配です。日本発タイトルを作るなら特に。どちらにせよSeverityのようなスポーツ用タイトルはメーカーと大会から出てくると思うんですけどね。
なかなかプレイヤー(消費者)が思い描く理想的なスポーツ像を実現するのは難しそう。
まぁ、そういうところも肉体スポーツと似てるってことで、そもそも、なぜこの協会が発足するに至ったのかがミソだと思います。スポーツに広告と道具は不可欠ですから。
ゼネラル・ルールがない、ということなんだけどE-SportsをひとくくりにしちゃうとE-Sportsとして世界共通基準となるゲームを作る必要があるかもしれない。
だけど今E-Sportsとしてプレイされているゲームの中にはFPSもRTSもスポーツゲームもあるわけで、そのジャンルのプレイヤーを無視して世界共通基準のゲームを作ってしまうとまた問題が発生するんじゃないのかな。ゲームジャンルによる差別とか。
世界共通基準のゲームにのっとってひとつのゲームジャンルにスポットを当てるのもよいけど、できればひとつのジャンルに偏らずにすべてのジャンルのゲーマーが幸せになれる形式になるとよいなぁと思いますね。
E-Sportに限らず、何かが立ち上がる時というのは
「他の誰にも真似できない情熱」が必要でしょうね。
それを体現してきた人達が誰かは、E-Sportに多少なり
とも関わったことのある人ならば、パッと思い浮かぶ。
「やりたいこと」が何なのかは、長い時間はかかった
けれども、そういう人達の努力もあって、きっとかなり
広く(この界隈では)共有されているはず。
何かが「事業として成立」するためには、逆サイドから
シビアに「厳しい現状」を直言し、情熱で描かれた絵を
「事業」として塗り直していく人達が必要。「やらな
ければならないこと」を示そうとする人達が現れたのは、
日本のE-Sportが次のステージに進んだ証左かと。
ただ、「やりたいこと」を発信していくのはやっぱり
プレイヤーであって、「やりたいこと」まで他人語り
に(気づかぬうちに)任せてしまってはならないのでは
ないかなと思ったりも。
このPhaseに来たからこそ、「やりたいこと」を発信
し続ける人達と、加えて、「やりたいこと」と「やら
なければならないこと」を融合するようなコンセプトを
示す何か(誰か)が、一層必要になってきたのでは
ないかと感じます。
文章長かったから読まんかったが
>JESPA の組織としては、森 喜郎元総理大臣が顧問に、スポーツ議員連盟の一員である衆議院議員の馳浩氏が理事として就任することが決定しているそうです。
まずはこいつら蹴り出せ