2024年9月8日
eスポーツライター杉山淳一氏によるコラム『ゲームムービーの素晴らしき世界~攻略解説、日本語字幕など、無限に広がる可能性と、少しだけの心配~』が iNSIDE に掲載されています。
海外ゲームに日本語字幕をつけてすすめられるゲーム攻略ムービ-、試合の様子を実況・解説したムービー、ゲームのスーパープレーをまとめたムービーなどが紹介されています。
著作権などについての考察も書かれており興味深い内容となっています。
negitaku.org のこともこのコラムの中で紹介していただきました。
ありがとうございます。
使用曲の著作権は作り手にとっては最も頭が痛い問題です。
今のところ著作権法の非親告罪化はとうてい現実的ではなく、使用に関しては今後も権利者の動向を伺うしかありませんが、今回の法改正で権利物のD/Lすら違法化されるとなると、もはや残された道は例外とされているストリーミングしかありません。(DLによる罰則も設けられないようですし、この件については製作者側がどうこうというわけではありませんが…。)
また、違法性自体は著作物をアップロードするということにあるので、多くのフラグムービーは作り手の意思にかかわらず第三者の手(多くは国外)によってたくさんの場所(多くは国外の)にアップロードされている現状を考えると、国内のピンハネ団体が製作者に対してどれだけ・どのようにして違法性を問えるかという問題は依然としてあいまいな気がします。
(僕がオリジナルでアップロードしているのはStage6のみですが、そのStage6も今月末でサービス終了ということで、今後どうするか気に掛かるところではあります。
今後は音楽すら自作しなければならないということで、従来みたいな作りのフラグムービー製作の敷居はますます上がっていってしまうでしょうね。動画配信が完全に大衆化した今では致し方ない。もっとも、以前よりDTMは身近になってますし、最近は幸いにもmuzieなどで自作の楽曲を提供してくれるアーティストを見つけることができるようですが。
少しだけの心配 はタイトルだけで誰もが共感出来ますね。
ニコニコ動画でのCivilization4のバカ売れ加減を目の当たりにすればゲームメーカーの理解を得ることは容易そうですが、音楽についてはこれからも問題になりそうですね。