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レビュー『SteelKeys 6G(Steel Keys 6G EX)』

Steelkeys 6G
SteelSeriesのゲーミング・キーボード『SteelKeys 6G(Steel Keys 6G EX)』日本語配列バージョンのレビューです。

以前は『SteelKeys 6G』という製品名でしたが、SteelSeriesがブランド統一を行っているようで、公式サイトでは現在『SteelSeries 6G』のネーミングで掲載されています。
しかし、SteelSeriesの担当さんに聞いてみたところ、日本では代理店が『SteelKeys 6G』日本語バージョンの取り扱いで契約しているため、ブランド統一版の『SteelSeries 6G』ではなく『SteelKeys 6G』が当面は流通していくそうです。

SteelKeys 6G

まずは、『SteelKeys 6G』を写真で紹介します。

製品写真

パッケージ

SteelKeys 6Gパッケージ。表面(左)と裏面(右)です。
裏面には、製品の解説が日本語で書かれています。
製品と提携しているプロゲームチームの紹介も。
Sweden SK Gaming, Israel ESRAEL Gaming, Germany mousesports, Denmark Team NoA, United Kingdom 4Kings, United States Team3D, United States Team CompLexity, China wNv Gaming, Sweden Begrip Gamingなど多数です。

Steelkeys 6G パッケージ表面Steelkeys 6G パッケージ裏面

パッケージの中身

パッケージの中身を全部並べてみたところ(左)
説明書、ケース、予備のキー、パームレストが入っています。
予備キーの袋を開けてみました(右)
左の方にある黒いパーツでキーを簡単にはずすことができます。

Steelkeys 6G 箱の中身Steelkeys 6G キーの予備

パームレスト

着脱式のパームレストです(左)
パームレストの裏面です(右)
キーボードにはめ込むだけでガッチリとくっつきます。
取り外すときは逆にちょっと大変で、裏返しにして、アタッチメントの部分を手でずらさないとはずしにくいです。

Steelkeys 6G パームレストSteelkeys 6G パームレスト裏面

SteelKyes 6G本体

SteelKyes 6G本体です(左)。パームレストの装着はナシ。
パームレストを装着した状態です(右)
通常でもパームレストを使っているので、レビュー時はこの状態で使っていました。

Steelkeys 6G 本体Steelkeys 6G パームレスト装着時

持ち運び用ケース

SteelKeys6G用の布製ケースです(左)。
キーボードがスッポリと入ります(右)。
奥行き的には若干余裕があります。小さめのものなら追加して入れることができます。

Steelkeys 6G 持ち運び用ケースSteelkeys 6G 持ち運び用ケースにキーボードを入れたところ

ケーブル

ケーブルをキーボードのどちら側から出すか決めることができます(左)
標準ではPS/2ですが、アタッチメントがついていて、USBで接続することも可能です(右)

Steelkeys 6G 本体の裏面Steelkeys 6G PS/2 & USBケーブル

キーボードの背面で高さを調整

キーボードの背面で、高さを調整することができます(左)。
調整パーツの高さ文、キーボードの角度や高さがアップします(右)

Steelkeys 6G 高さ調節Steelkeys 6G 高さ調節したところ

SteelKeys6GとRealForce106UBとの比較

SteelKeys6Gをいつも使っているRealForce106UBと比較してみました(左)
さらに、横に並べての比較(右)
SteelKyes6Gの方が、RealForce106UBよりも若干大きいですね。
使用感としては、キーボード配列の幅が若干違うだけでかなり違和感がありました。
しかし、この点については慣れで解決します。

Steelkeys 6GとRealforce106UBSteelkeys 6GとRealforce106UB

インプレッション

約1ヶ月ほど、『SteelKeys 6G』を使ってみた感想を書いてみます。

最初は奇妙なキー感覚

『SteelKeys 6G』を使うか使わないかを左右するのは、キーを押した時の感覚になるのではないかと思います。
『SteelKeys 6G』のキー感覚は、一般的なキーボードとは全く異なる異質なものです。
簡単に説明してみると、自分が通常利用している『RealForce106UB』は、スコッというような感覚でキーを打つことができるのですが、『SteelKeys 6G』はというと、例えが難しいのですが、強いバネにキーが乗っているような感覚でグリグリしたカンジです。
キーを押すと、バネの軽い反発と若干のブレのようなものを感じます。

最初に『SteelKeys 6G』を使った人のほとんどがこの感覚に慣れず、「これはないな」と思うのではないでしょうか。
自分の場合は、このキー感覚に相当な拒否反応を示しました。

気づいたら止められなくなる

しかし、レビュー用にとキーボードを提供していただいた手前、キー感覚が気持ち悪いから使うの止めた、なんていうことはできないのでガマンして使い続けてみたのですが、数日ほど使っていると、人間の慣れとは恐ろしいもので全く違和感を感じなくなります。
それどころか、あれだけイヤだったキー感覚がすばらしいものだと思えてきました。

『SteelKeys 6G』はキーを最後まで押し込まなくても入力を認識してくれるのですが、そのおかげでタイピングがかなり快適になります。
Counter-Strike1.6には移動と逆キーを入れてキャラクターを止めるストッピングというテクニックがありますが、入力時間が短かいので小刻みな調整が非常にやりやすかったです。

個人的な意見として

もし、自分がパソコンを買ったときについている普通なキーボードを使っていて、今回の紹介を書いていたらすさまじいほどに絶賛していたのではないでしょうか。
ただ、『RealForce106UB』を通常利用しているので、正直なところ『SteelKeys 6G』が性能の面で圧倒的にすばらしいと感じる点はありませんでした。
しかし、これは『SteelKeys 6G』が決して劣っているということではありません。
視点を変えれば『SteelKeys 6G』は『RealForce』と遜色ない性能を持っていると考えることができるのではないかと思っています。

価格的には1万2000円ほどなので、気軽には買えないという人もいると思いますが、ゲーム用に良いキーボードを購入したいと思っている人には、全キーの換えが1セット、持ち運び用のケース、パームレストが付いてくることや、性能的なことを考えると個人的にオススメできるものではないかと思います。

店頭に試用版があっても、ちょっと触っただけでは良さが伝わりにくそうなのが残念です。
持っている知り合いにしばらく借りるくらいのことができたら良いのですが。

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この記事を書いた人
Negitaku.org 運営者(2002年より)。Counter-Strikeシリーズ、Dota 2が大好きです。 じゃがいも、誤字脱字を見つけるのが苦手です。

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