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ValveのSteamは、ゲ-ム産業をどう変えようとしているか

自己記事宣伝です。日経新聞のIT Plusに以下の記事が掲載されています。

タイトルはアレですが、内容は、ValveのSteamのビジネスモデルについて論じたものです。

「Steam」がゲーム業界を注目させたのはこのダウンロード販売が販売本数全体の25%を占めたという事実だ。

パッケージとダウンロード販売の決定的な違いは収益構造だ。店頭で49ドルで販売されるゲームソフトは、流通コストなどを差し引くと、開発会社が手にすること利益は1本あたり7.5ドル程度とされる。ところが、Steamを使った配信では、中間コストがかからず、サーバー等の管理・配信コストなどの諸費用も入れても1本あたりのコストは10ドル程度とされている。店頭と同じ価格で販売した場合、1本あたりの利益は39ドルと、パッケージと比較して5倍あまりの収入が入る計算になるのだ。Steamを通じた販売本数は、全体の25%に過ぎなくても、それを通じて得た収入は、パッケージの販売額を上回る。Steamだけで、パッケージの300万本に相当する収入を稼ぎ出しているのだ。

より詳しくはコラムを読んでいただければ幸いです。

情報元 : IT Plus

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コメント (0)
  1. JamesB より:

    小売店にしてみればたまったもんじゃないでしょうが、ネット配信っていうのは、開発側にとっても流通やパッケージなどのコストを抑えられるし、消費者にとっても値段は安いし買いに行く手間も省けるしでいいこと尽くしですね。シングルプレイでもネット認証を義務付けることでカジュアルコピーを抑止することもできるでしょうし。