株式会社アスクより、同社がサポートする日本初のプロフェッショナルゲーマーSIGUMAさんがCPL World Tourファイナルへと進出したことに関するプレスリリースをいただきました。
本来ならば、編集して掲載すべきかと思いますが、そのまま読んでも十分に読み応えがあるリリースでしたので一部を改変するのみの転載的な形でサイトに掲載させていただくことにしました。
e-SportsプロプレーヤーSIGUMA「株式会社アスク(本社:東京都千代田区、代表取締役:武藤 和彦)所属」は、本年CPL2005 ワールドツアーにフル参戦をはたし、見事にNewYork Finalラウンドに出場する事が決定しました。
CPLワールドツアーはF1のように世界9カ国を転戦するe-Sportsイベントで、彼がエントリーした種目はPainkilerです。
NewYorkファイナルの出場資格は年間の獲得ポイントの上位32名のみ与えられます。
つまり、SIGUMAは現在世界ベスト32の中にランクインしており、フル参戦をするだけでなく、着実に世界との力の差を縮めた事の成果だといえます。日本では、世界のe-Sportsプレーヤーたちの実像はほとんど知られていないのが現状ですが、11/20からのNewYorkファイナルに参加する世界の強豪たちに関してSIGUMA本人が書いたレビューも掲載します。
今後はアスクが、日本でのe-Sports関連イベントの開催等も視野に入れた活動を行っていきます。
そうですねぇ。去年は2ヶ月に一回はどこか海外へ行くという非常に忙しい年でもありました。韓国遠征、中国遠征、アメリカ遠征、シンガポール…とにかく海外を視野に入れて活動を始めた年でしたね。チームとしても、大きくレベルアップしました。
当初はスポンサー契約という事でしたが、マネージメント契約も行っています。
選手の肖像権・著作権等をPSYMINに委任するといった契約を交わしています。
タレント契約とほぼ似ていますね。しかし、契約書を作るときは弁護士さんもプロゲーマーの契約書を作ったのは初めてですって言われましたね。
PSYMINが4dimensionの活動をマネージメントしています。
CPL World Tour – Turkey(トルコ) 3月27日
Single Elmination
SIGUMA – Mouz.Aopen Burnie (1-2)(スコア不明) 敗戦
CPL World Tour – Spain(スペイン) 5月1日
Single Elimnetion
SIGUMA vs Mojo (2-0) 勝利
Upper Bracket
SIGUMA vs SK|zyz (0-2)(11-18;17-19) 敗戦
Lower Bracket
SIGUMA vs Aim (0-2)(16-17;3-20) 敗戦
CPL World Tour – Brazil(ブラジル) 5月30日
Upper Bracket
SIGUMA vs fnatic.Ztrider (0-2)(13-30;8-39) 敗戦
Lower Bracket
SIGUMA vs X-Factor (2-0)(43-4;48-7) 勝利
SIGUMA vs Wombat (1-2)(16-31;20-16;9-29) 敗戦
CPL World Tour – Sweden(スウェーデン) 6月19日
Upper Bracket
SIGUMA vs Aim (0-2)(8-30;11-16) 敗戦
Lower Bracket
SIGUMA vs Radical (0-2)(13-22;10-29) 敗戦
CPL Summer Championships 2005 米国 ダラス 7月10日
Single Elmination
SIGUMA vs r3 (0-2)(6-28;11-16) 敗戦
CPL World Tour – UK (イギリス) 9月5日
Upper Bracket
SIGUMA vs Serious|aim (0-2)(5-26;11-29) 敗戦
Lower Braket
SIGUMA vs GARPY (0-2)(8-28;22-28) 敗戦
CPL World Tour – Singapore(シンガポール) 10月16日
Upper Bracket
SIGUMA vs James Potts (2-0)(16-9;27-17) 勝利
SIGUMA vs fnatic.Vo0 (0-2)(6-41;13-29) 敗戦
Lower Bracket
SIGUMA vs serious|maddog (2-1)(22-29;19-18;20-13) 勝利
SIGUMA vs LeXer (1-2)(24-11;22-23;25-20) 敗戦
最終順位 13-16位 $375獲得
CPL World Tour – Italy(イタリア) 10月23日
Upper Bracket
SIGUMA vs serious|maddog (2-1)(25-13;17-19;27-22) 勝利
SIGUMA vs fnatic.Vo0 (0-2)(11-38;15-41) 敗戦
Lower Bracket
SIGUMA vs James Potts (2-0)(21-19;21-13) 勝利
SIGUMA vs Forrest Play’it (0-2)(13-28;12-44) 敗戦
最終順位 13-16位 $375獲得
CPL World Tour – Chile(チリ) 10月30日
Upper Bracket
SIGUMA vs Mandrake(2-0)(60-0;53-2) 勝利
SIGUMA vs Stermy(0-2)(6-59;14-38) 敗戦
Lower Bracket
SIGUMA vs Kamelol(2-0)(42-8;19-18) 勝利
SIGUMA vs VICIOUS(0-2)(21-27;11-16)敗戦
Sander Kaasjager (fnatic.Vo0)
誰もが認めるPK界の世界チャンピオン
やんちゃそうな見た目とは裏腹に試合中はいたって冷静。
また何度も世界チャンピオンになっている事に奢ることなく常にパワーアップを続けている。
以前ほど他のプレイヤーとの圧倒的な力の差はなくなってきているはずだがその圧倒的な勝負強さで未だ2位以下になったことはなかったのだがチリ大会にてチームメイトに破れ初の3位に甘んじる。
Johnathan Wendel (Fatal1ty)
数々のタイトルで優勝しているFPS界 No1プレイヤー。
冷静沈着かつ勝負に徹するスタイルはまさにプロゲーマーの鑑様々なFPSで得た膨大な経験を武器にどんなタイトルであってもかならずTOPに絡んでくる。
PainKillerではZenというトレーニングパートナーをチームに迎えて彼と膨大な量の練習をこなしているらしい。
Benjamin Bohrmann (SK|zyz)
ドイツの有名チーム SKのNo.1プレイヤー。
Quake時代から数々の大会で好成績を残してきた。
PainKillerでの実力もTOPクラスで常にベスト3に絡んでくる。
しかしTOPプレイヤーの中ではイマイチ華がなく玄人受けしそうなタイプか。
Alessandro Avallone (Stermy)
イタリアのイケメンプレイヤー。
元々はイタリアチームPlay’itに所属していたのだがスウェーデン大会後 フリーとなる。
常に安定した力を発揮しベスト6の常連。
Stephan Lammert (SK|SteLam)
zyzと同じくSKに所属するドイツ人プレイヤー。
スペイン大会ではVo0を破り優勝を果たしているがそれ以降の大会では振るっていない。
プレイ時にクビを微妙に傾げた様な独特のスタイルが特徴的。
Alexander Ingarv (fnatic.Ztrider)
Fnaticに所属するスウェーデン人プレイヤー。
常に冷静沈着で飄々としている。
どんな状況であっても感情を表に出したことを見たことが無い。
成績も常にベスト5以内に安定してアメリカ大会では3位にも食い込んでいる。
チリ大会では1セットも落とさずに勝ち進み初優勝を果たす。
Andrew Ryder (fnatic.Gellehsak)
Fnaticに所属するカナダ人プレイヤー。
Ztriderとは対照的に非常に熱い部分をもっているプレイヤーでスペイン大会でdjに負けた際に椅子を投げたりした事もあるが最近はかなり落ち着いてきた印象があり、それに伴って成績も上位に安定してきている。
チリ大会ではFatal1tyとチームメイトのVo0を敗者側トーナメントで下し準優勝に輝く。
David Treacy (4K.Zaccubus)
イギリスのTOPチーム 4KINGSのプレイヤー。
UK大会からそれまでトレードマークだったロングヘアーをバッサリとカット。
遂に力が開花し4位という好成績を残した。
シンガポール大会でもVo0をストレートで下すなどメキメキと力をつけてきている。
PCの壁紙がナルトというジャパニメーション好き。
Nicola Geretti (forrest Play’it)
イタリアチーム Play’itに所属するイタリア人プレイヤー。
WorldCyberGames2002のUnrealTornament2003の金メダリストでもある。
イタリア人らしく非常に明るい性格。
PainKillerではUnrealTornament2003時代ほど好成績を残せてはいないが常に上位には絡んでくる。
Alexey Nesterov (LeXeR Play’it)
ロシア人プレイヤー。
Quake3のQuakeCon2002で優勝した事もある。
変わったキャラクターの人物だがゲームプレイにもそれが反映されいて、非常に掴みどころのない動きをする。
シンガポール大会よりCheckSixからPlay’itに移籍をした。
HN:SIGUMA 本名:寺部鉄兵
年齢:24歳
出身地:愛知県
主な成績:
HALO WORLDWIDE CHAMPIONSHIP 日本予選優勝
HALO アジア上位者大会 優勝
HALO WORLDWIDE CHAMPIONSHIP 本戦5位
その他活動:
J-WAVE CREATIVE & COOL SESSION powered by Microsoft Office for Macintosh
Halo Mac Special Multiplayer Game Night featuring SIGUMA
ファイナルでも是非これまで以上にランキングを上げての入賞に期待したいところです。
SIGUMA.netでは、来年度はQuake4でCPL World Tourへの参戦を計画していることも書かれており、今年だけでなく来年度も注目です。
情報元 : ASK
公開予定は去年の夏だったんですが、色々と多方面の方々からお話を頂きもっと巨大な構想のページをローンチしようと現在、製作中です。
コンテンツとしては、今までの大会の写真や、動画など、バックヤード系のコンテンツを配信しようと思っております。相当面白い物になると思います。
実際、お手本となるモデルが海外のSKやNIPのサイトになるのですが、それだけでは猿真似になりますから、オリジナルのコンテンツも配信する予定です。
おそらく大半の方も御存知だと思いますが、Mikey(Mikey “Method” So)も韓国遠征の時に4dNの練習中に来てくれたり、MSNで色々話したりしていました。そういう仲だったという事は事実です。加入問題は皆さんのご想像にお任せしますの…これで許して!
チームとしては昨年と同じように、出場できるすべての大会に出場し、最低1タイトルは捕っていこうと思っています。世界へ挑戦する限り、目指すは世界一以外ありません。今年は結果を残せる年になればよいなと思っています
去年は、おそらく皆さんにとっては4dN.PSYMINの活動が不透明であった年であったと思いますが、去年は4dN.PSYMINの活動を安定させて運営することが出来るのかどうかが焦点となった年でした。今年は、それが立証されたので次のステップへ、色々と露出という面において重点を置きつつ活動をしていきたいと思っていますので、応援宜しくお願いいたします。
今年はCS以外にも、プレーヤーの排出を検討しています。
これについては、楽しみにしていてくださいという感じですね。
インタビューについては、以上です。
Nao-Kさんは個人的にも、ukeru.jpでの活動や自身のサイト構築なども考えているそうでした。
早速、ukeru.jpにNao-Kさんの書いた記事が掲載されています。