『Aqua3 Fabric Mousepad』のレビューです。
X-ray Thunder8などでおなじみのX-ray Technology社による布製パッド。
Thunderシリーズ同様、マウス表面のすべり具合がすばらしかった。
写真
環境
用途
大きさ十分
一般的な大きさからしたら巨大の一言だが、布製パッドとしては一般的な大きさ。
マウスがパッドからはみ出すことはまずありえない。Quake3、UT、Painkillerなどの激しいマウスアクションを要するスポーツ系FPSなどに向いている。
正確な動作を実現
布製パッドということで、マウスの動きがものすごく吸収される。このため、マウスの動きを正確にそのままポインタに反映できる。
CSのBOT撃ちで使ってみたところ、aimingは相当にしやすくヘッドショット率が若干アップ。ポインタの位置を細かくな微調整ができるのが非常に良い。
ただ、クリアリングや180度回転といった緊急動作ではもたつきが生じた。
これは、通常はプラスチックパッドで小さな動きをしているため、大きく何度もマウスを動かさなくてはならないという動作に不慣れなためかもしれない。
手入れを怠れない
布製パッドの共通点として、手入れの手間が挙げられる。どうしても埃がたまりやすいし、プラスチックパッドと違ってふき取って終わり、というようにはできない。
使わない時は埃がたまらないようにカバーをかけたり片付けておいたりという配慮が必要だろう。
メンテナンス必須
短所はやはり汚れとの戦いを避けられない点があげられる。
布製パッドはプラスチックパッドよりも価格がかなり安く設定されているので、短いサイクルで買いなおすのもありだろう。だが、毎回快適な環境でプレーするには、やはり埃とりなどのメンテナンスが必須だ。
携帯性が悪い
布製パッドは持ち運びを考えた場合に非常に携帯性が悪い。大きさもさることながら、折りたたむわけにはいかないのがその理由。Aqua3はビニール袋に入っているため、これに入れなおすのも手間だろう。一箇所固定で使うことが多くなりそう。
場所をとる
マウスパッドを全てフラットに置くためには広いスペースが必要。一部がはみ出して使うような形になってしまう人も少なくないだろう。買う場合はスペースと相談する必要がある。
マウスパッドの性能的にはまったく文句ナシ。以前同じ布製のSteelpad Qckを使って感動したが、あれに引けをとらないくらいに良くすべり良く止まる印象。
パッドの裏面のグリップ率が高く、ズレが起きにくいのもポイント。
性能的な問題は何もないので、メンテナンス、携帯性、スペースといった要素と自分の環境などをマッチングせさて利用を検討してほしいところ。
性能の割に安価な点が非常にポイントが高い。
very nice
^^b