ルーマニアを拠点とする大会運営団体『PGL』のCEO・Silviu Stroie氏が、妨害に負けず今後もCounter-Strike大会の開催を継続していくとSNSで発言しています。
『PGL Cluj-Napoca 2025』は、PGLの母国ルーマニアで開催されたCounter-Strike 2の大型オフライン大会です。
「Esports Charts」によると、「MOUZ」と「Team Falcons」による決勝戦は53万9000の配信視聴数を記録し、メジャー大会をのぞくルーマニア開催のCounter-Strike大会で最も視聴数を集めたイベントになったとのこと。
PGLのCEOを務めるSilviu Stroie氏は、決勝戦第1マップが始まる前にキャスターScrawny氏が観客をぶち上げた試合前口上の動画を引用し、大会の成功と妨害に負けず今後もCounter-Strike 2大会を継続していくとSNSで発言しました。
This is Cluj Napoca, this is Romania!!! We finally decided to run an event with audience in our home country and we were all blown away! By far one of our best events ever. We will continue to run CS2 events despite concerted efforts from multiple parties to stop us.… https://t.co/bdp0Ep6Cip
— Silviu Stroie (@ssilviu) February 24, 2025
キャスターScrawny氏
「Counter-StrikeがこのBT Arenaのホールを揺らしてから10年近くが経過し、その間に多くの変化が起こりました。しかし、選手たちが入れ替わろうとも、私たちのCounter-Strikeに対する私たちの情熱は燃え上がる一方です!私はここ数年、ルーマニア出身のiM選手が母国の国旗を掲げる姿に声援が送られるのを見てきました。
今夜、その国旗を振るのはあなたたちだ!
あなたたちが、クルジュ=ナポカの誇りを示すのだ!
この建物を揺らし、屋根を突き破れ!これが、ルーマニアだ!」
Silviu Stroie氏
「これがクルジュ=ナポカです!これがルーマニアです!
PGLの母国・ルーマニアでイベントを開催する決断を下し、全員が圧倒される成功となりました。間違いなく、これまでに開催した中で最高のイベントの1つです。
いくつかの組織がPGLの妨害を試みていますが、私たちはCounter-Strikeイベントの開催を継続していきます。Counter-Strikeは世界的な現象であり、それを独占しようとする企業は必ず失敗するでしょう。
次のアリーナイベントは5月にカザフスタンの首都アスタナで開催となります。クルジュ=ナポカに続いて、会場が再びCounter-Strikeファンで埋め尽くされることを期待しています。」
具体的な組織名は挙げられていませんでしたが、Counter-Strikeシリーズの大型オフライン大会を国際的に展開しているのは、数えるほどしかありません。
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