『FaZe Clan』が「ropz」選手との契約終了を発表、スランプ脱却・メジャー優勝を目指し活動を継続

2025年1月1日 Counter-Strike 2 (CS2)

『FaZe Clan』が、Counter-Strike部門 Estonia Robin “ropz” Kool 選手との契約終了を発表しました。

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チームの公式SNS投稿

Talk about a SUPERSTAR, talk about the ELITE…
3 years of historic trophies, ice Kool clutches, and memories we’ll never forget.
Thank you for letting us be a part of your story @ropz ❤️ pic.twitter.com/FiIehplCbB
— FaZe Esports (@FaZeEsports) December 31, 2024

「スーパースター＆エリートのropzについて語りましょう…

これまでの3年間における歴史的なトロフィーの獲得、ice Koolクラッチ、忘れられない思い出。

あなたの物語の一部となれたことに感謝します❤」

ropz選手を掘り下げるチーム公式動画

チーム公式から公開された動画は、ropz選手についてチームメイトのコメントなどと共に振り返りつつ、今後目指すところについて迫る内容となっています。

ropz選手は非常に研究熱心で、ゲームの仕組みや細部にまでこだわり誰も知らないような知識を持つプレイヤーです。徹底的な研究と練習量で知られ､その過程で致命的なバグを発見して何度もゲーム開発元にフィードバックを行なうなどの活動でも有名です。

ropz選手のCounter-Strikeとの関わり方は、一般的なプレイヤーとはすこし異なっています。通常の爆破ルールではなく、ジャンプスキルでマップを攻略する「Kreedz(KZ)」でCounter-Strike1.6のプレーを開始し、世界レコードを記録したこともあります。KZに5,000時間以上を費やしたことで身に着けた驚異的なキャラクターコントロールがropz選手のプレーを支える基盤になっています。

チームメイトのrain選手は、機械のようにCounter-Strikeに打ち込むropz選手のことを「ロボットRobin」と呼んでいると明かしていました。

また、MOUZに加入した2017年には、スマートフォンの4G回線を使ってプロの試合に出場していたという、とんでもないエピソードも披露されていました。

そんなropz選手ですが、スランプにおちいり、2024年においてはメジャー大会決勝戦で敗北し2回の優勝を逃す結果となっています。

ropz選手の目標はCounter-Strike 2メジャー大会における優勝で、スランプの脱却と新たな道を模索するために、2025年は別チームで活動していくことになります。