株式会社サードウェーブが、2018年にスタートしたeスポーツ施設『LFS池袋esports Arena』のサービスを2025年1月31日(火)で提供終了とすることを発表しました。
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『LFS池袋esports Arena』2025年1月31日終了のお知らせ
株式会社サードウェーブ (取締役社長 井田晶也、本社:東京都千代田区)は、運営するeスポーツ施設『LFS(ルフス)池袋esports Arena』(以降ルフス)を、2025年1月31日(金)付けで終了し新たなステージへ移行することをお知らせします。
2018年に開業した当施設は、eスポーツの聖地を目指して運営してまいりました。eスポーツに特化した施設としては東日本最大級の広さを誇り、多くの方々にご愛顧いただきました。
オープン当時から、気軽に高性能のゲーミングPCを利用できeスポーツを楽しんでいただける場として、幅広い層のお客様に親しまれてきました。また、名だたるプロチームのファンミーティングや、有名なeスポーツタイトルの大会会場としても利用され、多くの思い出や名場面が生まれる特別な場となりました。ステージを挟んで2か所に分かれたガラス張りのプレイエリアは、多くのプレイヤーにとって憧れの場所でした。大会で使用されるこのエリアで繰り広げられた熱戦の数々は、いくつもの伝説として語り継がれています。「いつかはあの中でプレイしてみたい」という夢を、多くのプレイヤーが抱く場所でもありました。コロナ禍によりスタジオ特化型施設としてからも、数多くのeスポーツやゲームのイベント、配信、ウェビナーの他、白熱したプロの試合やコミュニティイベントの場として、多くのお客様にご利用いただいてまいりました。
昨今、eスポーツプレイヤー人口も増加し、ルフスは、“eスポーツを気軽に楽しめる場を提供する”という、その使命を終えることとしました。これまでのご支援、ご愛顧に深く感謝申し上げます。サードウェーブは今後、これまで以上にeスポーツ及びeスポーツを通した教育に注力し、誰もがeスポーツを楽しめる環境と共有の場を生み出す取り組みを、地方自治体・民間企業・各地のeスポーツ団体と行ってまいります。
なお、ルフスの現在地は、eスポーツ施設「eSPORTS CAFE AIM」、アミューズメント施設「DiCE」などを運営する株式会社ディスクシティエンタテインメント様運営の元、24時間営業の一般eスポーツプレイヤー向けの都内屈指の大型eスポーツカフェとして生まれ変わります。この地での、eスポーツの歴史は、これからも続いてまいりますので、今後の株式会社ディスクシティエンタテインメント様からのお知らせをお待ちください。
ルフスは2025年1月31日をもって終了しますが、多くのeスポーツプレイヤーが生まれるきっかけとなる新しい営業体制に胸躍らせながら、最後の日まで現在のスタジオ営業を実施してまいります。施設のご利用は、現在お申込みの企業様にて受付終了とさせていただきますが、施設の見学受付は継続して実施しますので、お気軽にお問い合わせください。
また、施設運営を担当する株式会社サードウェーブ E5esports Worksイベント事業部は、今後もeスポーツ/ゲームのイベント制作・運営・配信事業を継続します。イベントのご相談も、お気軽に問い合わせください。
【LFS(ルフス)池袋esports Arena】
最終営業日:2025年1月31日(金)
見学などの問い合わせ先:株式会社サードウェーブ
E5esports Worksイベント事業部 担当 町山
info@lfs-esportsarena.jp
電話 03-5396-7402(受付時間11時から19時)
『LFS池袋esports Arena』で最初にeスポーツの大会を観戦したのは『PUBG JAPAN SERIES αリーグ』だったと思います。
当時書いた記事によると、19チーム・76選手が現地会場で同時にプレーしながら実況配信も行なわれていました。膨大な数のハイスペックゲーミングPCを動かしつつ、回線も安定しているということで、『LFS池袋esports Arena』が持つeスポーツ施設としてのポテンシャルの高さを感じる大会でした。
当時の記事
『PUBG JAPAN SERIES αリーグ Phase2』でUSG Hyster1cJamが優勝、「フェイズ1」王者SunSisterの追撃を退ける
https://www.negitaku.org/news/n-22417
プレイヤーのプレイルームが設けられているのも特徴の1つでした。
『GALLERIA GAMEMASTER CUP 2018』『GALLERIA GLOBAL CHALLENGE 2019』として『Counter-Strike: Global Offensive』のオフライン大会が国際大会予選として実施されました。
後に『VALORANT』で活躍する様々なプレイヤーが出場していた大会で、数少ない大規模オフライン大会を開催してくれていたのが『GGC』でした。『GGC』と「LFS池袋esports Arena」がなければ、『CS:GO』をやめてしまっていたブレイヤーも間違いなくいたはずで、その世界線だったらいまの『VALORANT』競技シーンは全く違う形だったかもしれないほど重要な役割を担った大会です。
下の画像を拡大するとこんな選手達が出場していたのか、と楽しむことができると思います。
GGC2018
ちなみに、後に世界トップクラスのVALORANTチーム『Paper Rex』を創設するNikhil Hathiramaniさんは、当時、ご自身が運営するメディア『CSGO2ASIA』の取材として大会会場に来てくれていました。
当時の記事
CS:GO『GALLERIA GAMEMASTER CUP 2018』でSCARZ Absoluteが優勝し2連覇達成、選手に感動したサードウェーブ榎本氏が2019年大会の開催を宣言
CS:GO『GALLERIA GLOBAL CHALLENGE 2019』で『Absolute』が3連覇を達成し国際大会出場権を獲得、「とんでもないブースティング」なども飛び出し観客大熱狂
『LJL 2018 Spring Split Final』では、都内5ヶ所で行なわれたパブリックビューイング会場を、試合時間内にすべて取材するというチャレンジを行ないました。
最後に辿り着いたのが、東大・慶應・東京工科の学生eスポーツサークルが「LFS 池袋 esports Arena」で開催していたパブリックビューイングで、非常に思い出として残っています。
当時の学生の皆さん。現在、eスポーツ業界で活躍されている方もいるのでしょうか?
当時の記事
PENTAGRAMが『LJL 2018 Spring Split Final』で史上初の4連覇達成、LoLファンが見守った東京都内5ヶ所のパブリックビューイングをレポート
「LFS 池袋 esports Arena」運営会社の初代社長は、LANゲームパーティ『BIGLAN』を主催していたレジェンド長縄 実さんでした。『C4 LAN』ではサードウェーブのブースで『UT99』の1vs1企画が実施されるという信じられないような企画が行なわれました。
『C4 LAN』で2018年にまさかの『UT99』オフイベ開催、eスポーツ施設『LFS池袋』99時間の無料利用券をかけた戦いで社長(48歳)が全挑戦者を蹴散らす
運営会社のスタッフ達が手がける配信番組『E5なう!』でも、さまざまな特集が行なわれました。
配信から、面白シーンのクリップを何個作らせてもらったかわからないほど楽しませていただきました。
OooDa「以上のメンバーとなっております」
Lazボット「プロめざしてください」
OooDa「プロを目指してくださいって言ったのかな?」
Lazボット「プロめざしてください」
岸大河「w」
yue「感情がこもってないですね」https://t.co/2I1rYDiBxs#E5フェス— Yossy (@YossyFPS) July 31, 2021
「LFS 池袋 esports Arena」に感謝します!