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「キーボードのストッピングアシスト機能使用」でマップ敗北処分に、Counter-Strike『ESL Pro League』

Counter-Strike 2『ESL Pro League Season 20』Heroic対Ninjas in Pyjamas戦において、「キーボードのストッピングアシスト機能使用」によりマップ敗北処分が下されました。

ESLの発表

『ESL Pro League』開幕前に、「Snap Tap」「Rappy Snappy」「SOCD」に類するアシスト機能の使用を禁止すると発表していました。

「Heroic」対「Ninjas in Pyjamas」戦のマップ「Ancient」において、「Heroic」の選手が「Snap Tap」機能を使用していることが判明しました。これに伴い、このマップは没収試合となり、NiP 1-0 Heroicのスコアとしました。

TeSeS選手のSNS投稿

TeSeS選手は、機能の使用について意図しないものであったとSNSで説明しています。


TeSeS「プロらしからぬ結果となりお恥ずかしい限りです。
Valveが禁止を通達した時から機能をオフにしていました。
オンになっていることに試合中は気づかず、意図してオンにしていたわけではありません。
みなさんを失望させてしまい、申し訳ありません。」

HeroicのSNS投稿

最終的に、Ninjas in Pyjamasが2-1のスコアでHeroicに勝利する結果となっています。

「Snap Tapに負けました」

Heroicの公式SNSはジョーク投稿に積極的で、今回の敗北も自らネタにしています。

ストッピングアシストの禁止について

Counter-Strikeシリーズは、射撃をする前にプレイヤーの動きを完全にストップさせないと、弾が照準どおりに飛ばないという仕様になっています。

そこで、射撃する前に移動している方向と逆側にキーを入れてプレイヤーの動きを止める「ストッピング」「カウンターストレーフ」と呼ばれる入力が必要になります。

この入力を簡易にする機能がさまざまなキーボードに搭載され、ゲーム開発元のValveは『Counter-Strike』シリーズにおいて、キャラクターの主要な挙動に関連する機能の提供を禁止すると共にゲーム内で無効化することを発表していました。

『Counter-Strike 2』アップデート(2024-08-19)、ストッピング自動化対策でデバイス機能検知やスクリプト・バインド無効化を導入

この記事を書いた人
Negitaku.org 運営者(2002年より)。Counter-Strikeシリーズ、Dota 2が大好きです。 じゃがいも、誤字脱字を見つけるのが苦手です。

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