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『Dota 2』公式世界大会でゲーム内機能を使った広告が禁止に、プレイヤー名・チームバナーなどが対象

Dota 2公式世界大会『The International 2024』において、ゲーム内機能を使った広告を禁止することが発表されました。

ゲーム内機能を使った広告表示について

  • Dota 2では、自分が作ったグラフィックをマップ内のオブジェクトに表示させることができる
  • 競技シーンでは自チームやスポンサーのロゴを組み合わせてセットしているケースがある
  • プレイヤー名にスポンサー名を組み込んで表示させている場合もある(eスポーツにおいては、定番になっているスポンサーPR方法)

上記のような広告について、これまでは認められていましたが今年の公式世界大会からは禁止となりました。

機能は広告を出すために提供しているものではなく、意図せぬ利用が行なわれてる状況で、広告としての利用を禁止することで余計なものが目に入らないようにし、純粋にプレーや試合を楽しんでもらうようするための決定と説明されていました。

公式発表

『The International』は、Dota 2・選手・ファンのグローバルコミュニティを祝う大会であり、世界最高のチームによるハイレベルなプレーを観戦する機会を提供します。

『The International』の中心となるのはコミュニティです。ショートフィルム、コスプレ、Tシャツなどを作る人、大好きなチームやヒーローを応援するために観客席から声援をおくる人などが集まって観戦するのが、『The International』のコアとなる点です。試合が始まると、ゲームそのものと勝利を目指して戦う選手達に注目が集まります。

長年に渡り、チームや選手を祝うために多くの機能を実装してきました。残念ながら、これらの機能がチームや選手のアイデンティティを示すためではなく、広告を目的として使用されるようになってきました。

今年の『The International』では、このような気が散る要素を取り除き、試合と選手のプレーに完全集中できるようにします。チームのバナー、ベースのロゴ、プレイヤータグなどに、広告やスポンサーシップを表示しない対応を行ないます。

『The International』は、あと数週間で開幕となります。開催地のデンマーク、そしてオンラインでお会いしましょう。

情報元

この記事を書いた人
Negitaku.org 運営者(2002年より)。Counter-Strikeシリーズ、Dota 2が大好きです。 じゃがいも、誤字脱字を見つけるのが苦手です。

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