eスポーツ、FPS、MOBA、ゲーミングデバイスの最新情報を紹介する個人ニュースサイト

「FENNEL」逆境を乗り越え決勝進出、「RIDDLE」と対戦へ 『VALORANT Challengers Japan 2024 Split 2 Playoff Finals Day1』

DSC00188

「FENNEL」が『VALORANT Challengers Japan 2024 Split 2 Playoff Finals』セミファイナルで「Sengoku Gaming」に3-1で勝利し、ファイナル(決勝戦)に進出しました。

「FENNEL」vs「Sengoku Gaming」オフラインセミファイナル

オフラインセミファイナル「FENNEL」vs「Sengoku Gaming」は、「有明GYM-EX」にて有観客・オフラインで実施されました。

DSC09731

DSC09851

試合結果としては、「FENNEL」が3-1での勝利となっています。お互いに1マップずつを取得した後、「FENNEL」が2マップ連取という展開でした。

「Split 1」王者の「FENNEL」は、「Split 2」メインステージでは苦しみ、5位でプレーオフに進出。そこからロワーブラケットを勝ち上がり、逆境を乗り越えての決勝進出となっています。

決勝で待ち受ける「RIDDLE」は、新鋭チームながらもメインステージを1位通過、プレーオフのアッパーファイナルも勝利しストレートでファイナルに進出しています。

チームの雰囲気と合わせて流れを変えた「FENNEL」

自分は取材者として両チームサイドを移動して写真を撮影するなどしながら観戦していました。そこで、試合が進んでいくごとに「FENNEL」の雰囲気が変化していくのを感じました。

試合序盤の「FENNEL」は、オフラインという環境と決勝行きがかかる試合ということもあり、緊張感のようなものも感じました。

IMG08662

試合中のプレーは淡々としていて、ラウンド取得後のフィストバンプはチーム施設でプレーしているかのように、その場で左右に腕を突き出すような感じでした。

IMG08739

3マップ目くらいまではこのような感じだった印象ですが、次第に変化が見えてきました。

選手達が、身を乗り出してお互いに手を合わせてフィストパンプする、勝ったラウンドだけでなく負けたラウンドでもフィストバンプするなど、積極的にチームを盛り立てるようになっていきました。

IMG09375

IMG09360

自分や味方のスーパープレーが出た際には、立ち上がって叫んだりアクションをして味方を鼓舞しました。

IMG09399

IMG09353

IMG09229

「eスポーツはメンタルのゲームだ」という表現がされることもあり、選手たちの気持ちのもちようというのは非常に大切です。後半の「FENNEL」には、序盤と明らかに異なるチームの結束力と勝利に対する意識が感じられました。

冷静なスタイルという印象だった「Sengoku Gaming」

対象的に、「Sengoku Gaming」は落ち着いてプレーすることを意識しているかのようでした。

お互いにフィストパンプを積極的にするようなシーンはほとんど見かけませんでしたが、各選手ともに声は出ていましたし、アクションをして喜びをわかち合うような場面もありました。

IMG08786

IMG09051

IMG09065

これはスタイルの違いで、フィストパンプなどのフィジカルアクションをしないから負けたということではありません。

写真を撮りながら両チームを見ていた自分としては「静」対「動」の対決だったような印象を受ける試合でした。

写真紹介

選手入場

スモークの中から両選手が同時入場。GON選手はパフォーマンスも実施。

IMG08599

IMG08609

観客に手を振るCLZ選手

IMG08624

Sengoku Gamingのチームフラッグを身に纏って入場したJinboong選手

IMG08627

両コーチの迫力あるフィストバンプ

IMG08644

会場を埋め尽くした観客

選手たちがプレーするステージが一番奥にあり、その周りを観客が埋め尽くす会場レイアウトになっていました。セミファイナルでもかなり観客が来場されている印象でしたが、チケットの売れ行き的にはファイナルの方が完売ということもあり、さらなる来場が想定されているとのことです。

DSC09865

ファンのみなさんは、自分で用意してきた応援アイテムや会場の応援ボードを使ってお気に入りのチーム・選手・キャスターなどに声援を多くっていました。

お子さんと一緒に応援ボードを作っていた方もいて、幅広いファン層が観戦するゲームになっている事を感じました。

IMG08974

試合中にはクレーンカメラやスタッフカメラがこれらをフィーチャーし、積極的に紹介することが実施されていました。

DSC09830

DSC09815

灼熱の中で展開されたチームブース

「有明GYM-EX」の外には、チームブースが展開されていました。

DSC09595

すさまじい暑さの中、ファンのみなさんはお気に入りブースで選手と交流したり公式グッズを購入するため大行列を作っていました。

DSC09599

DSC09612

「RIDDLE」はチームロゴの内輪を配布していたようでした。
暑さ対策にもなるし、かなり目立っていて良いアイテム選定だと感じました。
写真を撮らせていただいた「RIDDLE」ファンのみなさん。
※右の方、ぶれてしまってすいません…!

DSC09629

試合実況からスポンサーPRまでこなすキャスター陣

セミファイナルの実況は蒼汁さん、解説はyueさんが担当でした。

試合の実況解説のみならず、スポンサー製品の紹介なども力が入っていました。

「ふもっふのおみせ」が取り扱うマウスパッドを紹介するyueさん。

IMG08678

「nosh」を実食する蒼汁さん。

IMG08706

日本ハムから発売された「ブーストヌードル」を口にしたら止まらなくなり一気飲みするyueさん。

IMG09144

「レッドブル」に翼を授かるyueさん。

IMG08726

熱い実況で会場を沸かせる蒼汁さん。

大会終了後には、実況席の横を通って帰るファンのみなさんを、フィストバンプでお見送りしていました。

DSC00233

その他の写真は、以下よりご覧頂くことが出来ます。

Day1 配信アーカイブ

選手入場
https://youtu.be/xz3batCQAXg?t=3082

マップ1:アセント
https://youtu.be/xz3batCQAXg?t=4837

マップ2:アビス
https://youtu.be/xz3batCQAXg?t=9559

マップ3:ロータス
https://youtu.be/xz3batCQAXg?t=15714

マップ4:サンセット
https://youtu.be/xz3batCQAXg?t=19682

Day2 情報

この記事を書いた人
Negitaku.org 運営者(2002年より)。Counter-Strikeシリーズ、Dota 2が大好きです。 じゃがいも、誤字脱字を見つけるのが苦手です。

https://twitter.com/YossyFPS/
SNSでフォローする
YouTube

取材動画、ポッドキャスト等配信中。チャンネル登録をお願いします!


アフター6ジャンクション出演時アーカイブ