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『VAXEE』巨大マウスパッド「PE」を体験会でファンにサプライズ発表、 CEO「ただ大きいマウスパッドを作りたかったわけではない」

『VAXEE』が、2024年7月13日に実施した「東京体験会」の参加者に、新マウスパッド『PD』をサプライズ発表しました。

※写真は、新マウスパッド「PE」を持つnoppo氏(ZYGENオーナー)

巨大マウスパッド「PE」

『VAXEE』は、マウスパッド「PA」「PB」を発売済み、「PC」開発中、「PD」は未発表で、その次となる「PE」を体験会参加者に突如発表しました。

「PE」の主な特徴

  • 最大の特徴は巨大サイズ ※正式サイズを教えていただいたので追記しました
    • PE L:50センチ×51センチ
    • PE XL:52センチ×56センチ
    • 参考:「PA」「PB」は39センチ×47センチ
  • サイズからもわかるとおり、形状は「正方形」に近づいている
  • サイズを大きくしたのは、マウスパッド下部とデスクの境目をを無くつつ、マウスパッドを広く使いたいという要望に応えるため
  • 表面の素材は「PA」シリーズと同様
  • 裏面素材は「PA」シリーズと異なる新たな素材を採用している

※この他に「ブラック」もあり

体験会の参加者は、この「PE」マウスパッドを試用することもできるうれしい展開となっていました。

CEO・Xanver氏に聞く「PE」開発意図

「東京体験会」には、『VAXEE』のCEOで製品開発責任者のXanver氏も台湾から足を運んでいました。

この「PE」は、どのような意図で作られた製品なのか質問したところ、快く回答していただきました。話していただ内容についても、紹介して問題ないと許可を得ました。

Xanver氏にお話を聞かせていただく際、ZYGENオーナーのnoppo氏に通訳していただき非常に助かりました。

―― なぜ「PE」のような巨大マウスパッドを作ったのでしょうか?

Xanver氏:
ある問題を解決するために、このサイズと形状が必要になったからです。
ただ大きいマウスパッドを作りたかったというわけではありません。

マウスの使い方、マウスパッドの置き方は人によって異なりますが、マウスパッドの下部と机の境目が段差になり、操作がしにくかったり、不快だという意見がありました。

マウスパッドとデスクに境目がある使用例

自分が現役プレイヤーだった時にもそう感じたのを改めて思い出しました。長さを延長するためにマウスパッドを重ねる工夫をしているゲーマーもいて、この問題を解決したいと思いました。

―― 形状が正方形に近づいているのも気になりました

Xanver氏:
デスクからはみ出して使うことも想定して、この大きさと形になりました。

下の部分をデスクからわざとはみ出させることで、机のエッジと腕の干渉を和らげることができます。noppoさんもこのような使い方をすると意見をいただきました。マウスパッドをはみ出させた場合でも、充分な操作スペースを確保出来るサイズにしています。

もちろん、普通に置いて使用していただく場合はかなりサイズに余裕があるので、マウスを大きく動かしたり、マウスパッドを広く利用したいゲーマーにも最適です。

―― 今回発表したのが「PE」ということは、「PC」と「PD」も開発中ということでしょうか?

Xanver氏:
そのとおりです。

「PC」は以前発表した後に発売を延期させていただいたのですが、改善も進み、改めての正式発表を控えています。

※「PD」については写真公開NGでした。紹介いただいた内容を以下の記事にまとめました。

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この記事を書いた人
Negitaku.org 運営者(2002年より)。Counter-Strikeシリーズ、Dota 2が大好きです。 じゃがいも、誤字脱字を見つけるのが苦手です。

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