アメリカを拠点とするeスポーツチーム『Evil Geniuses』が25周年に合わせてチームロゴをオリジナルデザインに変更しました。
『Evil Geniuses』は、Alexander Garfield氏によって1999年に設立されました。
2度のチーム買収があり、2014年に「Twitch」に買収され、2016年に「Twitch」から独立、2019年に投資会社「PEAK6」に買収され現在に至ります。
2016年
GoodGame Agency、EvilGeniusesの創設者Alexander Garfield氏が買収元のTwitchを退社 – Negitaku.org esports
2016年
プロゲームチームEvil GeniusesとAllianceがGoodGame(Twitch)から独立、選手がオーナーとなったeスポーツチームとして運営へ – Negitaku.org esports
2019年
20年の歴史を持つアメリカのプロゲームチーム『Evil Geniuses』が買収され、投資会社「PEAK6」傘下に – Negitaku.org esports
チームロゴは時代に合わせて何度か変更されてきました。
「E」と「G」を組み合わせた円形ロゴが基本でしたが、2020年に形状が全く異なるロゴに変更されました。長年チームを応援するファンからは大不評となり、オリジナルに近しいロゴデザインに差し替えられました。
チームを離れた創設者のAlexander Garfield氏は、ロゴ変更について痛烈に批判していました
3年前、チーム運営組織が象徴的なロゴと20年近く続いたブランドマークを廃止した時、多くのファンの方と同じように反応し、腹を立てました。そして多くのコミュニティがそうであったように、その変更は正当化されました。約20年かかってレガシーを築いてきた象徴的なブランドマークを捨てるという決断は理解不能でした。
(中略)
正直なところ、新ロゴは最悪です。あれは変化のための変化であり、物事を変える正しい理由ではありません。
伝統あるチームがロゴを全く別物に変更するのは非常に難しく、「Dignitas」もロゴ変更から3年でオリジナルベースのロゴに戻すということがありました。
25周年に合わせて、チームロゴはオリジナルデザインをベースとしたものに変更されました。
Evil GeniusesのCEOを務めるChris DeAppolonio氏は、ロゴ変更について以下のようなコメントを「Esports Insider」に寄せています。
「このオリジナルデザインロゴは、ファンやコミュニティにとってとても大切な意味を持ちます。オリジナルロゴを復活させることは、VALORANT Championshipジャージの発売と歴史的なEvil Geniuses 25周年を祝うにあたり、最適なタイミングだと考えました。Evil Geniusesは、他のチームと同じく長年に渡って失敗や成功を経験してきました。過去の全てを修正することはできませんが、次の50周年に向けて、改善を継続していくことをお約束いたします」
チーム公式ECサイトでは、新ロゴを採用したチームユニフォームやグッズが販売開始になっています。
25周年ユニフォーム・グッズ
25周年ロゴに関連する動画
No LEGACY without EG.
We are so back. pic.twitter.com/Y7lCnhWwNN
— Evil Geniuses (@EvilGeniuses) June 20, 2024
Today we're throwing it back to 2010 Counter-Strike, when we brought the trophy home from Beijing 🏆
Ep. 3 of Milestone Moments powered by @HPE pic.twitter.com/ZxiKhyIV7r
— Evil Geniuses (@EvilGeniuses) June 17, 2024