『ENCE』が2024年後半シーズンに向けて、Counter-Strike部門のメンバーを再編成しました。
Aleksander “hades” MiskiewiczとPaweł “dycha” Dychaがベンチに下がり、Paavo “podi” Heiskanen と Viktor “sdy” Orudzhevをメインロスターに迎えます。
今年は『IEM Katowice 2024』(ベスト6)、『PGL Major Copenhagen 2024』出場と良いスタートを切りましたが、望ましいパフォーマンスレベルには達していません。ENCEはメンバー変更による新たな活力の獲得を求めて、Paavo “podi” Heiskanen と Viktor “sdy” Orudzhevをメインロスターに迎えました。Aleksander “hades” MiskiewiczとPaweł “dycha” Dychaがベンチに下がります。
hadesとdychaのENCEに対する貢献に大変感謝しています。
dychaは2021年1月に加入して以来、国際ロスター体制でENCE再建する礎となり、何があろうとも力強く立ち向かってきました。Sティアトーナメンのグランドファイナルに5回出場し、IEM Dallas 2023では優勝を勝ちとりました。dychaの献身性、粘り強さ、ユーモア、個性と共に、高い志で多くのメンバー変更を乗りこえてきました。
hadesは2021年春に初めてチームに加わり、その卓越したAWPのスキルでENCEのゲームプレーレベルを引き上げました。2024年に入って再びチームに迎え、プロフェッショナルで鋭い洞察力を持つ選手が加わったことを喜びました。
2024年における両選手のハイライトは、『IEM Katowice 2024』の準々決勝に進出し、地元ポーランドの大観衆の前でプレーしたことです。この夢を共に達成出来たことを誇りに思っています。hadesとdycha、2人がENCEにもたらしてくれた全てに感謝しています。
Paavo “podi” Heiskanenはフィンランドで最も有望な若手のAWPerで、ENCE Academyからメインロスターに昇格し、キャリアにおける重要な一歩を踏み出しました。19歳のpodiはアカデミーチームで常にすばらしいパフォーマンスを見せてきました。そして、ティア1 Counter-Strikeでその才能を披露する時がやってきました。
podiのポテンシャルは注目を集めており、Nikola “NiKo” Kovač選手(G2 Esports)とGuy “NertZ” Iluz選手(HEROIC)が、「大胆な予想2024」の中でpodiの名前を挙げています。podiが挑戦のために立ち上がり、国際的な舞台で活躍するのを楽しみにしています。ビッグリーグへようこそ、podi!
ウクライナの才能である27歳のsdyは、Team Spirit、Mad Lions、NAVI、Monteなどですばらしい実績を残してきました。sdyのキャリアはTeam Spiritから始まり、2018年から2022年までプレーしました。その後、NAVIの一員として『BLAST Premier Spring Finals 2022』で優勝し、自身として初となるビッグタイトルを手にしました。
Monteに加入した後、sdyは50位以下からHLTVランキングトップ6まで一気に駆け上がりました。この期間におけるsdyの成長は目覚ましく、『ESL Challenger Jönköping 2023』でMVPを獲得しました。sdyがCounter-Strike 1.5をプレーしたのは3歳の時で、sdyはマウスを片手に生まれてきたと言っても良いでしょう。経験豊富なsdyをチームに歓迎します!
今シーズンは事前に設定した目標を達成できていますが、私のスポーツに対する野心が進歩の欠如を受け入れることを許してくれません。チームに多くのチャンスを与え、ありとあらゆる方法で現在抱える問題を解決しようとしましたが、残念ながこれまでの体制ではうまくいきませんでした。Katowiceで築き上げたオーラは消え去り、チームにフラストレーションが溜まっていきました。
選手個人はすばらしいですが、組織として勝つにはチームであることが必要です。喜びを取り戻し、情熱と共にプレーしてほしいと思っています。選手達が共に取り組む環境は楽しいものであるべきですが、最近はその輝きを失っています。この時点で選手の変更は避けられないものとなりました。