『Ninjas in Pyjamas』が、Counter-Strike部門のロスター変更を発表しました。
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ベンチ
契約終了
2023年秋シーズンの初めにチームを多角的に評価し、最も緊急に対処する必要がある要因が「チームの結束力」であることを特定しました。
これはファン目線ではわかりにくい点かもしれませんが、チームスポーツの経験がある方ならば、バイブス(雰囲気)と呼ばれるものが重要である事をご理解いただけるでしょう。
どれだけ練習、フィジカルトレーニング、メンタルワークをしてグレネードのセットアップを増やそうとも、2-10で折り返してピストルラウンドで負けている時に、信頼出来るチームメイトがいることに勝るものはありません。あと3ラウンド落としたら負けるという時に、背中を押してくれるチームのリーダーシップを信じる力に変わるものはありません。最初のロスター変更では、この要因に直接的に対処したことで、すぐに改善を見ることが出来ました。
Counter-Strike 2のリリースによってロスターシャッフルが発生し、チームは視界が無いような状態で運営されました。
ゲームには大きな変更が加えられ、CS:GOのトッププレイヤーでさえ、他のプレイヤーと同じように新たなゲームに対応する方法を確信出来ない状態でした。これに加えて、RMR予選のスロットを獲得するにはうまくいっているコアロスターを維持する事にかかっているという事実が伴い、チームとしてロスターを混乱させないという決断に至りました。この決定には、事実上何のデータにも基づいておらず、大きく信念を飛躍させることが必要でした。
BLAST Fall Finalsの後、ついにチームは1つになり5人で練習を重ねた結果は非常に有望なものでした。プレシーズンでは着実な改善が見られ、自信と希望が入り交じった状態でRMR予選に挑みました。最も重要なことは、その希望が打ち砕かれた場合に対する明確なプランを持って、プロジェクトを進行していたということです。
本日、「チームのパフォーマンス」に加えた2つの要素、「一貫性」と「AWPの活用法」に関する取り組みのため、さらなる変更を導入します。週末に全ての関係者と話し合いを行なった結果、変更の第1弾について発表します。
Daniel “djL” NarancicコーチとThomas “haste” Dyrensborgアナリストとの契約終了を決定しました。さらに、 Kristian “k0nfig” Wienecke選手、 Patrick “es3tag” Hansen選手、Daniil “headtr1ck” Valitov選手をベンチに移動させます。
その穴を埋めるために、アカデミーチームのMax “maxster” Jansson選手、 Leo “Silence” Ingvarsson選手、Maoz “BluePho3nix” Paz選手を一時的にメインチームで起用します。そして、Björn “THREAT” Persゼネラルマネージャーが暫定コーチに就任します。
この2年間、アカデミーチーム「Young Ninjas」プロジェクトは突然のメンバー変更に対応するために欠かせない存在で、今回も同様です。RMR予選・メジャー大会後の避けられないメンバーシャッフルにおいて、Ninjas in Pyjamasは有利な立場と柔軟性を得ることが出来ます。
今後数ヶ月において、多くの興味深いチャンスがあることを期待しています。Ninjas in Pyjamasには強力な財務体制、最高レベルのインフラストラクチャ、優れたCounter-Strike 2プレイヤーになるための豊富なデータがあります。最も重要なのは、Ninjas in Pyjamasは練習の哲学を確立しており、雰囲気を作り上げるために練習を管理し、選手の考え方を哲学にフィットさせることができるということです。
数ヶ月後には、新しい忍者たちが灰の中から復活し、チーム全員が未来に希望をもたらす明確な目的を持って取り組みをしていることでしょう。全てが上手くいくかはわかりませんが、ファンのみなさんに対する責任を追及し続けたいと思っています。これが、今回のお知らせの目的です。Ninjas in Pyjamasが本来の居場所であるトップに返り咲くために全力を尽くすのを、みなさんに見守っていただきたいと思います。