スウェーデンを拠点とする『Ninjas in Pyjamas』が、Counter-Strike 2アカデミーチーム『Young Ninjas』の2024年メンバーを発表しました。

Young Ninjasについて

チームの方針

• Young Ninjasは2020年から続く若手育成プロジェクト(アカデミーチーム)
• アカデミーチームの目的は、人材の発掘・育成・支援
• 優秀な選手はメインチーム昇格、他チームへのレンタル移籍や移籍売却を見据える
• コミュニケーション言語(英語)・コールアウト・役割・ボジションはメインチームに準拠

新チームについて

• 2023年は多くのメンバーが有力チームに移籍
• 2024年はmaxster残留、4名の新規メンバーが加入
• 大会優勝が目標ではなく、選手が多くの経験・成長・挑戦を通じて自分や仲間を高めるプレイヤーになることを目指す
• スウェーデンの選手が3名いるが、スウェーデンロスターを目指しているわけではなく、単純にすばらしい選手としての採用
• チームCEO・Hicham Chahine氏は、スウェーデンに関する別プロジェクトについてSNSで言及している

Revamped and rebuilt, welcome to @NIPCS Young Ninjas! 🔥🥷🏻

Not done yet though. @NIPCS will look like this in 2024:

CS Main Team (International)
CS Impact (International)
CS Young Ninjas (International)
CS «TBD» (Swedish)

Yes, we are looking at a fully Swedish academy team… https://t.co/sWIoTxM8s3

— NIP Hicham (@ChahineHicham) January 6, 2024

メンバー

• Max “maxster” Jansson
• Jacob “jocab” Nerheden
• Leo “Silence” Ingvarsson
• Maoz “BluePho3nix” Paz
• Gareth “MisteM” Ries
• Daniel “sprayxd” Kogan (Coach)

Erik Wendel氏のSNS投稿 (NiP, Director of Esports)

Happy for Björn and all of the NIP CS guys to have this up and running, after many months of rethinking and rebuilding!

While Björn and the guys are busy getting to work on the server, I’ll deep dive into the details of why this team is extremely important and how it ties into… https://t.co/G8jhRyPlMi

— Erik Wendel (@ErikWendel) January 6, 2024

Björn(THREAT)ゼネラルマネージャーとNIP CS全てのメンバーが何ヶ月も取り組み、アカデミーチームを再始動することができてとてもうれしく思います！

Björn GMたちがゲームに対する取り組みで忙しくしている中、アカデミーチームが非常に重要である理由と、メインチームとどのように結びついていくかを詳しく説明したいと思います。

Young Ninjasは、Ninjas in Pyjamas Counter-Strike部門の長期構造において、中核を担う柱の1つです。その理由は以下の通りです。

[1] アカデミーチームには、才能の発掘、支援、育成を求めています。将来的にはメインチームへの昇格、他チームへのレンタル・売却を目指します。この良い事例として、maxster選手の存在があります。maxster選手は才能発掘プロジェクト「Path of a Ninja」における「Esportal」のラダーを通じて、若き才能としてピックアップしました。

何度もメインチームにサブメンバーとして参加し、BLEED Esportsへの移籍が間近だったこともご存じのとおりです。アカデミーチームが適切に運営されれば、選手とチームの双方にとってすばらしい結果となる事例です。

[2] アカデミーチームは、コミュニケーション、コールアウト、役割、ポジションなど、可能な限りメインチームと同じ要素を反映したいと考えています。

これにより、ユースの選手がメインチームにサブとして入る場合、チームパフォーマンスへの影響を最小限に抑えることができる、非常に強力なリソースとなります。

これが、国際ロスター、英語コミュニケーションをYoung Ninjasでも採用している理由です。

Young Ninjasはスウェーデン選手がコアとなっていることにお気づきかと思いますが、これはチーム構築時の必要条件というわけではありませんでした。スウェーデンのCounter-Strikeシーンにとっては朗報ですが、選定の結果、最高の才能を持つ選手がスウェーデンプレイヤーだったということです。

[3] Counter-Strike 2が成熟していくほど、若くハングリーな選手がトップにたち、ベテラン選手は脱落していくと考えています。Björn GM、Troelsパフォーマンス・ディレクター、sprayxdコーチたちは、これに適合する意志を持つ選手を選定するために、候補選手へのインタビューに多大な時間と労力を費やしてきました。労働論理と考え方は、私たちが求める最も重要な要素です。

最後に、Young Ninjasの成功について、トーナメントでの優勝を評価の対象としていない点が重要です。チームが真の競技者として、全てのトーナメントで勝つことを求めていたとしてもです。

私たちは、Young Ninjasのメンバーたちができるだけ多くの大会に出場して経験を積み、成長・挑戦し、すばらしいチームメイトとなり、自分自身と仲間たちを高めることができる存在となることが重要だと考えています。

選手を評価する際には非常に多くの要素や要因がありますが、個人のスタッツはほとんど気にしません。選手達にこの評価指標について正しく理解してもらうことができれば、勝利は結果としてついてくるものになるでしょう。

Young Ninjasが2024年に成長するのを楽しみにしています。私たちは、若きメンバーたちが最高のCounter-Strikeアカデミー教育を受けることになると確信しています。

情報元

• https://twitter.com/NIPCS/status/1743603565099135387