『Counter-Strike 2』で実施される『ESL Pro Tour』2024年のルールブックが公開されています。
主な変更点について紹介します。
リージョン数が「3」→「5」に変更されました。
日本は「アジア」の分類なります。
これまではオセアニアも含まれていましたが、アジア単独となっています。
2024 (pdf)
2023 (pdf)
使用OKのスクリプトが記載されました。
以下のスクリプト以外は、使用することができません。
Jumpthrow
alias “+jump” “+jump”
alias “+throw” “-attack; -attack2”
alias “+fall” “-jump”
bind “v” “+jump; +throw; +fall”
Jumpthrow +run, +left, +right
alias “+throw” “-attack; -attack2”
alias “+runthrow” “+forward;+jump;”
alias “-runthrow” “-jump;-forward”
bind n “+runthrow;+throw”
Grenade quick switching
alias “+flash” “slot3”
alias “-flash” “slot7”
bind “c” “+flash”
利益相反についての記載が追加されています。
2023年10月に、「FaZe Clan」が「GameSquare」によって買収されました。「GameSquare」は「Complexity」のオーナー企業でもあり、複数のチームを保有する団体の出場に関係がありそうな項目です。
2.12.1 出場者の利益相反
チームの一員として登録された選手とコーチは、同じ大会に出場する他選手と金銭的な利害関係を持つことを認めない。他の出場者と利益相反(経営権・所有権の共有などビジネス上の関係性がないことをを含む)がないか事前に確認する必要がある。
2.12.2 チームスタッフの利益相反
大会に出場するチームを保有するeスポーツ組織に対して、直接的・間接的な影響力をもったり、別組織の株式保有や経済的な利害関係を持つ個人や団体の存在を認めない。
関与度が極端に低い場合、意図的でない場合は例外とする。例として、関係する金額が非常に少なく、その金銭的利益が特定チームの成功によって得られる金額に相当しない場合などがある。