Riot Gamesが、『2024VALORANT Champions Tour』にAmericasリーグを昇格して出場権を手にした「The Guard」が不参加となることを発表しました。
現状出されているコメントでは、明確な理由は明らかにされていません。
チームの関連情報として、2023年2月、元スタッフがチーム従業員の解雇についてSNS投稿して話題となっていました。
An update regarding the teams participating in VCT Americas 2024. pic.twitter.com/YCYoZSPpcL
— VALORANT Esports NA (@valesports_na) August 29, 2023
The Guardと数ヶ月に渡る連絡を行ないましたが、チームはVCT Americas出場同意書の提出期限を守ることができませんでした。
そのため、The Guardは「2024 VCT Americas League」に出場しません。2024年シーズン、昇格チームなし、(2023年と同じ)10チームが出場します。
An update from The Guard: pic.twitter.com/NrS6S2vdBX
— The Guard (@TheGuard) August 29, 2023
ファンとコミュニティのみなさまへ
Riot Gamesの発表どおり、The Guardは2024年シーズンのVALORANT Champions Tourに昇格チームとして出場しません。
予期せずこのような結果となった事について残念に思っています。今後は、選手達が新たな機会を模索し移籍するためのサポートに全力を尽くしていきます。
この2年間、選手達はThe Gaurdを代表して優勝を目指したゆまぬ努力を続けて来ました。選手達が、次に加入するチームにおいても同じように取り組むことを確信しています。
VALORANTにおいて選手、スタッフ、コミュニティのみなさんに感謝します。いままで応援いただき、ありがとうございました。
The Guard
2023年、アメリカリージョンでは「チャレンジャーズ」から「インターナショナルリーグ」への昇格できるたった1つの枠をかけて数多くのゲーマーが競い合いました。
人生の貴重な時間をつぎ込み、ようやく手にした出場権をこのような形で失うことになった選手の気持ちは計り知れないものがあります。
昇格の繰り上げ対応も行なわないという事で、2023年にアメリカで行なわれた「チャレンジャーズ」とはなんだったのかという状態になってしまいました。
「The Gaurd」の選手達の気持ちを考えると、繰り上げなしにした判断は理解出来ます。勝った自分たち以外の選手がリーグに出ている状況を目にするのはというのは耐えがたいでしょう。
各方面に色々な理由があるのはわかりますが、ファン目線からすれば「The Gaurd」の選手達が異なるチームに加入するような形で2024年の「インターナショナルリーグ」に出場する道をこれからでも実現してほしいと思います。
少し形は異なりますが、日本では2001年に行なわれた『Wolrd Cyber Games 2001』Quake III Arena部門の日本予選において、優勝者が世界大会の出場を辞退したことがありました。
この時は次点選手が繰り上げで世界大会の出場権を手にしましたが、出場辞退するのになぜ日本予選に出たのか、などコミュニティが大激論となりました。
世界の舞台で戦うことを真剣に夢見る選手達にとって、その枠というのはいつの時代でも非常に重要なものです。
今回のようなことが2度と起こってほしくないと思います。