『Fnatic』がDota 2からの一時撤退に関する発表を行ないました。
Fnaticは2011年にDota 2に参入し、2014年までヨーロッパ、以降は東南アジアを拠点としてチームを展開してきました。これまで公式世界大会に9回した歴史を持つチームが、シーンから一時撤退となります。
撤退の理由について、FnaticがDota 2での展開を持続していくことや将来について熟考した結果、一時撤退という難しい判断を下すことになったと説明されていました。
Fnaticは2023年のプロサーキットにおいて、東南アジアDivisionIに出場していましたが、1勝6敗で8チーム中最下位となり、次シーズンはDivision II降格となっています。
また、現在開催されている『BTS Pro Series Season 14』終了まではFnaticとして出場し、平行してチームやスタッフの新たな所属先を探していくと説明されていました。
FnaticをDota 2競技シーンに復活させるというミッションを抱えてマレーシアに飛んだのがまるで昨日のことのようです。最も成長著しい市場の一つ東南アジアで、Fnaticの地域展開拡大を開始するというものでした。
8年が経過して地域のリーダーになるという野望を実現し、国際的な最高のチームたちと戦うことが出来るほどになりました。
終わりのないBuyback、バックドア、RAMPAGEなどのすばらしい瞬間を思い出すことができます。これを可能にしたのは、東南アジアファンのみなさんがみせてくれたすばらしいサポートのおかげです。
Eric, Pao, Rocelle, Sunbhie, Mushi, Ohaiyo, DJ, Neilたちは東南アジアプロジェクトに全力を尽くし、右も左もわからない私たちと情熱を持つアマチュア選手たちを、Dota 2における東南アジアの強豪へと導いてくれました。
Fnaticはさらにページをめくり、Dota 2から一時的に離れることになります。選手やスタッフのみんなが、#RoadToTI12 で成功することを願っています。
Fnaticから8年間に渡ってチャンスとサポートをいただいたことに感謝しています。世界最高のeスポーツ組織の一員になることが出来たのは、誇りであり喜びです。Fnaticは自分の人生において重要な一部です。Fnaticの今後の活躍を願っています。