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『Astralis』がCS:GOアナリストにHUNDEN氏を起用、観戦バグ・機密漏洩などで処分を受けた人物

『Astralis』がCS:GO部門のアナリスト責任者としてNicolai “HUNDEN” Petersen氏を起用すると発表しました。

『Astralis』がCS:GOアナリストにHUNDEN氏を起用

『Astralis』は、成績不振からの脱却とメジャー常連チームへの復活を目指すチーム改革を進行中です。

この取り組みの一貫として、アナリストの責任者にNicolai “HUNDEN” Petersen氏が就任しました。

HUNDEN氏は元Heroicのコーチを務めていた人物です。
CS:GOのコーチ観戦バグを使用したことが発覚し、『Esports Integrity Commission』(ESIC)によって2020年8月31日から2021年5月1日まで出場禁止処分が下されていました。

その後、Heroicの戦略資料を流出させたことも明らかとなり、2021年8月27日から2年間の出場停止処分が下されていました。現在、こちらの処分は予定を繰り上げて解除されています
※掲載開始時、まだ処分継続中の表記となっていましたが誤りでした。訂正してお詫び致します。shoushiさん教えていただきありがとうございました。

Kasper Hvidt氏のコメント(Director of Sports)

まず最初に、熟練したスキルと能力を持つNicolaiと契約合意したことを嬉しく思います。チームの分析業務に間違いなく力を与えてくれることでしょう。

より強力となったチーム、近代化された組織として2023年に突入しており、並外れた才能を持つ人材に投資を行なっています。

もちろん、Nicolaiの過去については承知しています。しかしながら、非常に優れた人物・アナリストであることに疑う余地はありません。チームや組織にとって大きな財産となる人材になってくれるでしょう。

Peter “casle” Ardenskjold氏のコメント(Coach Astralis Counter-Strike)

Nicolaiはこの分野で最高とされる人物の1人で、非常に徹底した仕事をします。チームではそれぞれの役割に取り組んでおり、ゲームについて同じような深い洞察力を持ち、チーム・対戦相手・個々の選手を取り巻く仕事についてNicolaiのように構造的にとらえている人材は非常に貴重です。

Nicolaiが加わったことは非常に楽しみで、チームの新体制・選手・コーチ陣が持つリソースを組み合わせることで、将来強力なチームになることが出来ると思っています。

Nicolai Petersen氏のコメント(Head Analyst Astralis Counter-Strike)

自身の役割やこれまで経験したすべてについて、話あわなければならないたくさんのことが長いプロセスとしてありました。現在では、準備万端に整ったことを嬉しく思います。自分を信頼してサポートしてくれる、すばらしい才能を持つ人材が周りにいることは、自分にとって非常に大きな意味を持つことだと感じています。

Astralisはデンマークにおいて特別な存在で、チームが周りから受けてきたすばらしい支援を外部から見てきたからこそ、その一員となることができたことについてうれしく感じています。

チームの役割・構造・プレイスタイルを整える取り組みをcasleと共に開始しています。月曜から仕事を始めたばかりでお互い慣れるのに時間はかかりますが、グループには良い躍動感があります。そして、選手の質は明らかです。

最初のビッグトーナメントでは勝つことが出来ないかもしれませんが、基礎を構築し準備を万端にして約束事を守ることで、強く一貫性を持つチームになることが出来ます。そうなれば、結果はいずれついてくることになるでしょう。いまは、そこにフォーカスしています。

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この記事を書いた人
Negitaku.org 運営者(2002年より)。Counter-Strikeシリーズ、Dota 2が大好きです。 じゃがいも、誤字脱字を見つけるのが苦手です。

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