『VAXEE』が開発中のマウスバンジー動画を公開しました。
『VAXEE Mouse Bungee』は、有線マウスのコードが操作の妨げになるのを改善する製品です。
他社からも様々な製品が出ている中で、『VAXEE Mouse Bungee』には他とは異なる改良が加えられていました。
一般的なマウスバンジーは、マウスコードを引っ張って浮かすことで、コードとマウスパッドの接触を防ぎ快適な操作を実現しています。しかし、マウスを激しく動かすとマウスバンジーが引っ張られて振動が気になるような場合があります。
『VAXEE Mouse Bungee』は、先端に回転する仕組みを追加することで、コードがマウスの動きで左右に引っ張られた際の衝撃を逃がすような工夫が行なわれています。
動画を見る前は、既存製品と基本的な部分は同じで多少形状が異なるくらいだと思っていたのですが、この改良はかなり意外でした。
今回公開された『VAXEE Mouse Bungee』は開発中のものとのことです。発売日等の情報はいまのところ明かされていません。
ちなみに、マウスバンジーは、1994年にEd Larkin氏の「Mouse Bungee」社によって開発され30年近い歴史を持ちます。これを2022年になってさらに改良している点が非常に面白いと感じました。
オリジナルの開発者Ed Larkin氏は、2010年に『Razer』とタッグを組み『Razer Mouse Bungee』を開発しています。
また、『VAXEE』は今回公開した動画内で「ワイヤレスマウスの最終段階テストを行なっている」言及しており、完了次第報告すると約束していました。