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「Ceb」が再び『OG』のスタンドインとして出場、「Misha」がビザ問題でDota 2メジャー大会『PGL Arlington Major 2022』に参加出来ず

『OG』が、8月4日からアメリカ・アーリントンで開催されるDota 2メジャー大会『PGL Arlington Major 2022』の出場メンバーに関する発表を行ないました。

Mishaが出場出来ず、Cebが再び代役に

ロシア国籍のMikhail “Misha” Agatov選手とEvgenii “Chuvash” Makarovコーチが、アメリカ入国のビザを取得することが出来ず、再び代役を起用することが発表されました。

代わりに出場するのは、2018年・2019年にDota 2公式世界大会で2連覇を達成した France Sébastien “Sébastien Debs” Debs 氏となります。

この展開は、2022年5月にスウェーデンで開催された2メジャー大会『ESL One Stockholm Dota Major 2022』に続く2回目となります。
『OG』はこの時にスタンドイン起用ながらも見事に優勝を達成することに成功しています。

チーム公式サイトの発表には、昔話をイメージするような経緯説明が掲載されていました。

「引退したCebおじいさんにキーボードのホコリをはらって、若者たちと別の冒険に出る準備をしてもらえないかとお願いすると、もちろん、と受け入れました」

OG for PGL Arlington Major 2022

  • Ukraine Artem“Yuragi”Golubiev
  • Bulgaria Bozhidar“bzm”Bogdanov
  • Jordan Ammar“ATF” Al-Assaf
  • Norway Tommy“Taiga”Le
  • France Sébastien“Ceb”Debs (スタンドイン)

Mike Schwartz氏のコメント(OG, Head of esports)

チーム全体のBビザ(商用観光ビザ)・Pビザ(スポーツビザ)の承認はタイムリーに完了し受領となりました。
しかしながら、MishaとChuの申請プロセスを完了するために必要なアポイントメントを確保する事が出来ませんでした。

残念ながら、これは現在の移民政策とアメリカ・CISの関係によるものです。大会にスタンドイン(代理選手)を起用する多くのチームが直面している問題です。

Cebが再びロスターに加わり、チームをメジャー優勝へと導いてくれることに感謝しています。

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この記事を書いた人
Negitaku.org 運営者(2002年より)。Counter-Strikeシリーズ、Dota 2が大好きです。 じゃがいも、誤字脱字を見つけるのが苦手です。

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