『OG』が、8月4日からアメリカ・アーリントンで開催されるDota 2メジャー大会『PGL Arlington Major 2022』の出場メンバーに関する発表を行ないました。
ロシア国籍のMikhail “Misha” Agatov選手とEvgenii “Chuvash” Makarovコーチが、アメリカ入国のビザを取得することが出来ず、再び代役を起用することが発表されました。
代わりに出場するのは、2018年・2019年にDota 2公式世界大会で2連覇を達成した Sébastien “Sébastien Debs” Debs 氏となります。
この展開は、2022年5月にスウェーデンで開催された2メジャー大会『ESL One Stockholm Dota Major 2022』に続く2回目となります。
『OG』はこの時にスタンドイン起用ながらも見事に優勝を達成することに成功しています。
チーム公式サイトの発表には、昔話をイメージするような経緯説明が掲載されていました。
「引退したCebおじいさんにキーボードのホコリをはらって、若者たちと別の冒険に出る準備をしてもらえないかとお願いすると、もちろん、と受け入れました」
It’s with heavy hearts that we will that we’ll attend another event without them.
Misha and Chu have been denied their visas to the US and won’t be able to attend the Major. They will work with the team remotely.
We’ll do everything in our power to make them proud once again. pic.twitter.com/fxmFAJvfqA
— OG (@OGesports) July 29, 2022
We have once more asked old man @Ceb to dust off his keyboard and get ready for another adventure with the younglings.
> Player 6 rejoins the lobby.#DreamOG pic.twitter.com/MPklGQdL6l
— OG (@OGesports) July 29, 2022
OG for PGL Arlington Major 2022
チーム全体のBビザ(商用観光ビザ)・Pビザ(スポーツビザ)の承認はタイムリーに完了し受領となりました。
しかしながら、MishaとChuの申請プロセスを完了するために必要なアポイントメントを確保する事が出来ませんでした。
残念ながら、これは現在の移民政策とアメリカ・CISの関係によるものです。大会にスタンドイン(代理選手)を起用する多くのチームが直面している問題です。
Cebが再びロスターに加わり、チームをメジャー優勝へと導いてくれることに感謝しています。
「OG」がDota 2メジャー大会『ESL One Stockholm Dota Major 2022』優勝、「TSM」に3-1で勝利
「Ceb」が選手、「N0tail」がコーチに、『OG』がDota 2メジャー大会『ESL One Stockholm 2022』出場選手のビザ問題による暫定体制を発表