賞金総額400万ドルのDota 2大会『Riyadh Masters 2022』にて、「PSG.LGD」が「Team Spirit」を2タテで下し優勝となりました。
『Riyadh Masters 2022』は、サウジアラビアで開催されたフェスティバル『Gamers8』内にて実施されました。
フェスティバルでは、5タイトルにて6つのeスポーツ競技が行なわれ、賞金総額は1500万ドル(約20.4億円, $1=136.43円)というとてつもない金額でした。
Dota 2『Riyadh Masters 2022』には招待7チーム・予選通過3チームを合わせた10チームが出場し、グループステージ・プレーオフ形式で試合を実施し、賞金総額400万ドルは400万ドル(約5.4億円)です。
決勝は「PSG.LGD」と「Team Spirit」という、2021年世界大会『The International 11』と同じ組み合わせになりました。
ゲーム1
1試合目の転機となったのは23分頃のチームファイトです。
「Team Spirit」に1人を先に落とされ4vs5の状況となった「PSG.LGD」ですが、XinQ選手(WinterWyvern)のアルティメットスキルが見事に入り戦況が逆転しました。
「PSG.LGD」は、このチームファイトで3名をダウンさせたことで6000ゴールドの資産差を生み出し、RoshanからAegis of the Immortal(死んでも生き返ることができるアイテム)を獲得してゲームを有利に展開します。
以降、「PSG.LGD」はLone DruidとBrewmasterがフロントに立つ猛烈なプッシュで一気に敵陣を侵攻し資産差22000ゴールドをつけての勝利となりました。
ゲーム2
2試合目は、14分頃に繰り広げられたチームファイトが注目でした。
互いにスキルと攻撃のすさまじい応酬となりましたが、30秒近く1人もダウンしないという信じがたい展開となりまし。しかし、最終的には「PSG.LGD」が4キルとミッドタワーの獲得に成功して一気に8000ゴールドのリードを作ります。
「PSG.LGD」がリードを保ったまま試合は進み、かなり優勢な状況を作り出しました。
28分のチームファイトでは「Team Spirit」が5人がバイバック(大金を払ってリスポーンタイムをナシにする)を使う苦しい状況でほぼ試合は決定。
32分頃に「Team Spirit」が「gg」をコールして投了となり、「PSG.LGD」が2-0で優勝し、優勝賞金150万ドル(約2億円)を獲得しました。
トロフィー獲得シーン
How the 💰💰💰 was split here at the #RiyadhMasters!#Gamers8 pic.twitter.com/0udce4SUL3
— Gamers8 Esports (@Gamers8GG) July 24, 2022