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ValveがCS:GO『PGL Major Stockholm 2021』でコーチの発声、選手への接触を制限するルールを適用

スウェーデンで開催されている『PGL Major Stockholm 2021』で、コーチと選手のコミュニケーションを制限する新ルールが適用されました。

新たなルールについて

  • コーチはタイムアウトを除いて、選手に接触したり発声する事が禁止に
  • 従わない場合、コーチは退場処分となる

Zonicコーチ(Astralis)がコーチに対する制限ルールについて投稿

「CS:GOの新ルールにより選手の応援は出来なくなりました」

PGLによる説明と思われるテキストのキャプチャ

「Valveからコーチに対して厳しい制限を課すよう指示がありました。タイムアウト以外で選手に接触してはいけません。叫ぶことも出来ません。「ナイス」ということも不可です。完全に静かにしていなければならず、守られない場合、コーチにトーナメントエリアからの退場を求める事になります。」

制限の意図は?

  • 断片的な情報しかなく、この明確な意図については不明
  • 新型コロナウイルスの感染対策? (ただ、誰もマスクしていない運用体制)
  • コーチから選手に指示を与える目的の行動を制限するため?

このルールにより、ラウンドを取得した後、コーチが選手からのフィストバンプを拒否するような状況が発生しています(退場になってしまうため)。

レジェンドTAZ選手は、「ただ座っているだけの選手とチームがどのように感情的なつながりを構築できるのか?感情こそがCounter-Strikeの本質。」とツイートしていました。

また、元ESLのヘッドレフェリーMichal Slowinski氏は、言語の問題によってコーチが制限時間外に指示を出すことができる可能性についてツイートしていました

  • レフェリーは英語以外を使用するチームについて、完全に管理することが難しい状況がある
  • 試合中にコーチが何かを叫び、それが指示だったとしても英語以外の場合は内容を完全に把握出来ない

今回適用されているルールは、こういった行為を制限する意図の可能性もあります。

情報元

この記事を書いた人
Negitaku.org 運営者(2002年より)。Counter-Strikeシリーズ、Dota 2が大好きです。 じゃがいも、誤字脱字を見つけるのが苦手です。

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