日本トップクラスのプロeスポーツチーム『DetonatioN Gaming』を運営する株式会社DetonatioNが、株式会社GameWithの子会社となりました。
今回の子会社化により、当社の動画配信に強みを持つ e スポーツ事業と DetonatioN の競技シーンにおけるプロe スポーツチームの運営等を組み合わせることで、拡大が期待されるe スポーツ市場において事業成長を加速させることが可能となることから、当社グループの企業価値向上に資するものと判断し、本件株式取得を決定しました。
買収の要点
公式発表の通りGameWithと共に歩んでいきます。
今後は競技シーンへの強化や更なるYoutubeコンテンツの充実化を図って参ります。DetonatioN Gamingのチーム名は変わらず、私自身も代表を続けてまいります。
もう一度、世界の壁にチャレンジしていきますので引き続き応援のほど宜しくお願い致します! https://t.co/rioUKKMA8H— 梅崎 伸幸(Umezaki) (@Umezaki_CEO) October 26, 2021
日本のeスポーツシーンを牽引してきた企業と、このタイミングで一緒に取り組めることを大変嬉しく思っております。DetonatioNは世界に対して実績を持っている数少ない日本発のeスポーツチームで、国内eスポーツ市場においては、強さの象徴とも言えるチームです。
そんなDetonatioNの強さを創るノウハウと、当社が培ってきたメディア、動画配信、イベント運営でのノウハウを融合し、国内eスポーツ市場の拡大につながるシナジーを創出できると考え、この度の株式取得に至りました。今回の取り組みを通してDetonatioNの勝利をサポートするとともに、国内eスポーツの市場拡大およびeスポーツビジネスの確立に繋げてまいります。
この度、国内最大級のゲーム情報メディアであるグループ企業の一員として、ご一緒できることを大変嬉しく思っております。当社はチーム設立以来、「世界で勝てるチーム」をスローガンに、国内eスポーツの黎明期から発展に尽力してまいりました。
また、大勢の方々のご支援によりDetonatioN Gamingはグローバルにおいても知名度を獲得するチームにまで成長することができました。
今後は、この度の子会社化を通して、両社の強みを掛け合わせて連携を深めていくことで、eスポーツ選手の競技環境を始めゲームコミュニティやeスポーツ事業の発展の創出に努めてまいります。
『League of Legends』で世界トップ16に入る『DetonatioN Gaming』を2.5億円で買えてしまうというのは破格に感じます。
今回の子会社によるメリットは上記で両社が示しているとおりで、GameWithとしてはDetonatioNが持つeスポーツチーム運営のノウハウ、DetonatioNとしてはGameWithのメディア力や上場企業傘下となることでの恩恵があります。
また、League of Legendsの国内プロリーグ『League of Legends Japan League』の参入条件が2020年から下記のように引き上げられており、子会社となったのはこの条件をクリアするためという理由もありそうです。
・資本金 が5千万円以上であること
・チームオーナーとなる法人の、2019年10月以降に開始する最初の会計年度における年間売上が合同会社ライアットゲームズからの支払いを除き、25億円以上になると合理的に見込まれること
※上記引用部分について、『League of Legends』サイトのリニューアル後より閲覧出来なくなっています
【DetonatioN Gamingからのお知らせ🔔】
この度「DetonatioN Gaming」を運営する「株式会社Sun-Gence」は、株式会社DetonatioN に社名を変更いたします。
今後もチームのサポート、そしてeスポーツの推進・支援サービスを提供してまいります。
🏠https://t.co/XmoQaOCQzC pic.twitter.com/5iJput4vmU
— DetonatioN Gaming (@team_detonation) October 22, 2021
日本「DFM」、LoL世界大会『Worlds 2021』グループステージで「T1」に破れ全敗、最終結果は過去最高となる世界ベスト16に