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プロeスポーツチーム『REJECT』が「ゲーミングベース」を新設、オーナー甲山翔也氏が目指すチームとeスポーツの未来とは

プロeスポーツチーム『REJECT』が新たな活動拠点「REJECT GAMING BASE」の新設と、新たなブランドコンセプト「Road to Clutch」を発表しました。

この新施設の見学に誘っていただき、合わせて『REJECT』が目指す未来についてオーナー甲山翔也氏にお話を聞いてみました。以下の記事は、『REJECT』というチームや新たな展開に関するインタビューとなっています。

また、別記事として『2021 VALORANT Champions Tour』ラストチャンス予選や、選手に高額な報酬を支払う理由などについてお聞きしたインタビューも公開予定です。

※インタビューは2021年8月末に実施

新たな活動拠点「REJECT GAMING BASE」設立の狙い

―今回、このようなゲーミングベースを作ったのはどのような狙いがあるのでしょうか?

甲山
まず、自分は出来るならば選手としてやっていきたかった人間なんです。ですが、選手として日本でトップになれても、世界で活躍するのは難しいだろうと思っていました。

自分が選手をやっていた時に、賞金が少なかったり仕組みだったり、色々と感じていた事がありました。いま世界で成功しているeスポーツチームは、選手やストリーマー出身というオーナーが多くて。選手経験のある自分がやれば、どこにも負けない一番良いチームを作れるんじゃないかと思いました。

チームと会社を作ってからは、僕が選手だったらこんな環境で練習したいとか、こういう生活を送りたい、というのをまず叶えたいというところからスタートしました。そこから、ゲーミングハウスを作ったのですが、いまeスポーツ業界がかなり伸びてきているということもあり、より成長するための積極投資として、今回ゲーミングベースを構えました。

RGB照明、高速回線、高性能PC、選手の環境構築にこだわる理由

―ゲーミングベースを拝見して、各フロアのデザンやコンセプトが非常に面白いと感じましたる甲山さんがこのゲーミングベースを立ちあげるにあたって、こだわった点を是非教えていただきたいです。

甲山
一番こだわったのが、地下のゲーミングベースです。
ここは選手たちが練習をしたり試合に出たりする場所なのですが、回線にかなり力を入れました。現状、どこよりも強い回線だと自負しています。一般家庭で使われるような回線ではなく、ATMなどの絶対に落ちてはならないような設備に使用する特別な回線を、各部屋ごとに入れています。

―建物単位ではなく、部屋ごとに特別な回線を引いているということですか?

甲山
建物ではなく部屋ごとに入れています。僕のこだわりで、eスポーツの会社が回線の調子が良くないみたいなことを言っているのは絶対にダメだと思っていまして。各フロアごとに別の良い回線を引いて、モバイル選手用の競技端末用wi-fi、スタッフ用の事務用端末wi-fiなど全て別にして、快適に利用出来るようかなりこだわっています。

―回線にそこまでするのかと驚きました。選手の環境を良くしようとこだわるのはなぜでしょうか?

甲山
選手が努力しても勝てない状況でプレーするのは最悪です。パソコンやモバイル端末のスペックが低い、回線が良くない、プレーやボイスチャットの音が漏れて怒られてしまうようなことはあってはならないことです。

「勝つか負けるかは自分たちの努力次第」というのが一番好きなので、僕たちが最高で一流の環境を提供するので、選手達には自分達の努力で世界一になって欲しいと考えています。これがREJECTの考え方です。それを体現するために、ゲーミングベースの環境にはとにかくこだわりました。

「REJECT GAMING BASE」各フロアのコンセプト

―各フロアの拘りなども教えていただけますか?

―地下1階
甲山
各階にコンセプトがあります。地下1階はゲーミングベースです。
回線にこだわったという話をしましたが、部屋の内装にも力を入れています。

「REJECT GAMING BASE」の頭文字を取ると、「RGB」なんですよ。ゲーミング空間というのを演出したくて、照明の色などを部屋ごとに変えられるようにしました。ここにいることでバフがかかるような部屋にしたいなと思ったんです。
(※バフ=能力を強化させるというような意味のゲーム用語)

例えばテンションが上がってる気分だから赤色、ちょっと落ち着きたいから青色にするとか。こういう外部的な要因もプレーに影響すると思っています。

また、部屋の見映えだけでなく、練習や試合後にコーチやアナリストからのフィードバックをすぐに得られるよう、60インチモニターと造作したソファーを設けています。

●1階
甲山
1階部分は選手やスタッフが集まって交流出来るコミュニティベースになっています。90インチのモニターがあって、ここでみんなで選手の試合を見たり、試合が終わった後に選手が地下から上がって来た時に「お疲れ様」と言えるような素敵な環境にしたいなと思って作ったものです。これから売り出していくアパレルを展示したりもしています。

●2階・3階
甲山
スタッフが業務を行なうスペースです。朝に選手たちがここに出勤してくると、お互いに「おはようございます」と挨拶するコミュニケーションが自発的に行なわれていて、すごく良いなと思っています。

すごくフレンドリーで仲の良い会社にしたいと思っていて、ワンちゃんもいます。
「リト」という名前で、「リジェクト」の最初と最後の文字を取っています。

僕の席の隣にリトちゃんを毎日連れて来ています。選手もスタッフも、社長の席とか関係なく癒されにやって来るので、そこでコミュニケーションが生まれています。

●3階
甲山
3階部分がクリエイティブフロアになっていて 僕たちが世の中に出していく作品や映像などを作っています。この場所には調理スペースもあって、毎日調理師さんが選手のご飯を作ってくれます。選手達がここで食事をしてリラックスする場所としても使われています。ご飯を食べる場所と仕事をする空間が近すぎると集中できないので切り分けるようにしました。

●屋上

甲山
最後は屋上ですね。先ほどお見せしたように椅子、机、ハンモックも置いていたり、チルスポット、コミュニケーションスペースとして利用していきます。今ちょっと暑いですが、秋とか冬になって来るとすごしやすくなるかなと。冬は寒くてダメかなw

「コミュニケーション」は今のeスポーツにおける課題

―施設を拝見したり、設計の説明をお聞きして、「コミュニケーション」や「心」に関するケアを狙ったものが多いように感じました。

甲山
うちの会社は、コロナ禍に始まった会社なんです。オンラインでスタッフを集めて事業を進めていたのですが、今回のゲーミングベースを作るまで直接会ったことがない人もいるような状況でした。

そして、選手やスタッフがどんどん増えていくなかで、選手とスタッフがお互いにどんな思いで取り組んでいるのかというのが伝わりにくいという、オンラインだけでコミュニケーションをしていることの難しさというのが出てきて、このままでは良くないと考えました。
この状態のまま世界一を本気で目指すのは難しいので、選手とスタッフが交流できる場としてゲーミングベースを作りました。

「コミュニケーション」は今のeスポーツにおける課題と感じています。オンラインでプレー出来ることで競技人口が増えた一方、ずっと繋がっているからこそ逆に言えなかったり、心が離れすぎているようなことが起きているのではないでしょうか。

REJECT GAMING BASEは、その部分に対して色々なコンセプトをもった部屋があるので、心が優しくなると言うか広い気持ちになることが出来て、長い目で見たら成長につながると思っています。

若手eスポーツチームオーナーは仲間でありライバル

―甲山さんはeスポーツチームのオーナーとしては若く、新しい世代の方です。若いeスポーツチームのオーナーさんで交流されている方はいたりしますか?

甲山
自分は1999年生まれの99世代で、周りでプロのeスポーツチームを運営されている同世代には「FENNEL」の仏さん、「LAG Gaming」の平野さんなどがいます。平野さんはまだ直接ご挨拶をしたことがないのですが、仏さんとはすごく仲良くさせていただいて、「FENNEL」のオフィスに遊びに行かせて頂いたりといった交流があります。

―「FENNEL」さんもゲーミングベースを作られていましたよね。仲は良いけど負けたくないみたいなライバル心はありますか?

甲山
仲間でありライバルだと思っています。eスポーツチームのオーナーって、勝ち負けに執着して全チームがライバルみたいな印象があるかもしれませんが、意外とそんなことはないんですよ。

同じタイトルをやっていると対決することもありますが、お互い勝っても負けても「あのプレーすごかったね」「強すぎだよ」「あの時はこういう狙いで」みたいな感じで会話が盛り上がったりします。

eスポーツチームは、それぞれどれだけ独自の色を出せるかという勝負だと思っていて、自分達に出せていないような色を出していると「格好いいな」「負けられないな」と思います。お互いに切磋琢磨して成長していきたいと思っています。

REJECTに対するベンチャーキャピタルの評価

―ベンチャーキャピタルから4億円近いお金を調達されています。答えるのがなかなか難しいかもしれませんが、投資家の方々は、甲山さんやREJECTのどのような部分を評価しているのでしょうか。

甲山
全てお話しすることはできない領域かなと思いますが、まずベンチャーキャピタルさんによって考え方や評価のポイントが異なります。

最初に投資していただいたのはイーストベンチャーズさんで、ここは「メルカリ」「BASE」「CAMPFIRE」など名だたる企業に創業初期から投資されています。

19歳の時に東京へスポンサー営業に出てきた時にお会いして、eスポーツについて熱く語ってしまったんです。eスポーツには素晴らしい未来と可能性があって、自分達はそこを目指して活動しているけれど、現実が理想になかなか追いつかない。『PUBG』と『PUBG MOBILE』で実績を残していたのですが、経験や資本がなくうまくビジネスに繋げることができませんでした。

当時は『PUBG MOBILE』で世界大会に何度も出ていて、そこで見た世界のeスポーツやモバイルeスポーツの未来について力説していたら、モバイルeスポーツにいち早く参入していることや将来性などを評価いただいて最初の投資が決まりました。

―モバイルeスポーツについては、どのような話をされたのでしょうか?

甲山
モバイルeスポーツというのは、スマートフォンを持っていれば誰でも簡単に出来ます。
パソコンのeスポーツは20年くらい続いて大きくなってきていますが、スマートフォンのeスポーツはそれ以上の早さで成長しているので、伸びない理由がありません。

当時モバイルeスポーツに本格参入しているチームは国内だとウチ以外にあまりなくて、REJECTのスピード感で本気でやれば、海外のチームと遜色なくやれると力説しました。

―REJECTとモバイルeスポーツの未来を評価していただいたという感じでしょうか。

甲山
シード期のベンチャーに対する投資なので、将来性を感じていただけたのだと思います。
僕は当時、ベンチャー投資をよく理解していなかったのですが、勉強していく中で多くの海外のトップチームはベンチャーキャピタルから出資を受けて成長していることを知り、イーストベンチャーズさんであれば共に世界的なチームを目指して経営できると感じ出資を受けることを決めました。出資を受けたタイミングは『PUBG MOBILE』の世界大会でサウジアラビアにいて、アラン・ウォーカーさん(音楽プロデューサー、当時PUBG MOBILEとコラボしていた)を目の前にしながら選手達に「これが1,000万円の契約書だよ」とかいいながら、クラウドサインでその場でサインしてたなんていうこともありました(笑)。

その後は、eスポーツシーンはものすごい速さで変化しているので、その状況を共有しながら自分達はこういう風に成長していて、こんな形でさらに伸ばしていくというお話をしています。

詳細はお伝え出来ないのですが、色々な大きな目標をたてていまして、そこに向かっていく数値というものをお見せして、それが評価されてJAFCOさん、Zベンチャーキャピタルさん、たくさんのエンジェル投資家の方にも入っていただくことが出来ました。

スタートアップならではのスピード感をもって取り組むために、目先の利益だけにこだわりすぎず、大きなビジョンを描いてリスクをとって投資していくためにこれからも出資を募って、さらに加速していく可能性もあると思います。

PCに負けない熱量を感じるモバイルeスポーツ

―モバイルeスポーツについてですが、REJECTはPCとモバイル、モバイルは特にチャンピオンチームを抱えている状況だと思うのですが、今後注力する分野やタイトルはどうなっていきますか?

甲山
パブリッシャーさんがeスポーツ展開に力を入れていて、長く歴史のあるタイトルになるような勢いを感じるゲームを基本的には選びたいと思っています。

モバイルタイトルは、引き続き頑張り続けたいなと思っています。規模や視聴数もこれから伸びていくという期待もありますが、うちのモバイルの選手達がどれだけストイックに取り組んでいるかというのを目の前で見てきて、やはり新しい産業って良いなと思いました。

もちろん自分がずっとやってきたPCゲームの長い歴史も大好きですが、モバイルというのはそれと同じくらい、むしろ超えてしまうくらいの熱さを感じています。

まだeスポーツと言われる前のような時代を思い出すというか、あの頃って仕事や学校が終わってからゲームをして、寝不足になりながら次の日を迎えるけど、それでもまたやってしまうという、eスポーツにのめり込んで抜け出せないところがあったじゃないですか。

とにかく楽しくて仕方が無いという、昔の感覚がいまのモバイルeスポーツにはあるなと思っていて、そこに魅力を感じています。そして、PCと同じく間違いなく伸びるだろうと思って、モバイルeスポーツに力を入れて取り組んでいます。

―自分はモバイルeスポーツについてはあまり詳しくないのですが、過去に『荒野行動』の公式大会に取材に行ったらお客さんがみんな若くて、これまで自分が見てきたeスポーツとは全く別のものが出てきたなと感じました。最近だと『IdentityV 第五人格』もそういう勢いがあるように思っています。モバイルeスポーツのシーンをどうご覧になっていますか?

『IdentityV 第五人格』は、グッズがアマゾンのホビーランキングで1位になったりしていてすごいなと思ったことがあります。モバイルeスポーツは、アプローチの仕方がタイトルごとに全然違っていて、そこがすごく勉強になります。あとは層の広さ、参入のしやすさがモバイルeスポーツの魅力ですね。

モバイルeスポーツはPCと違って、トッププロ選手達がめちゃくちゃ若いというのも面白いんです。『PUBG Mobile』も『Call of Duty Mobile』のどちらも若いプレーヤーがチャンピオンです。

たとえばPCの『VALORANT』だと、長年競技シーンで活躍している選手達が不動の地位を築いているような状態ですが、モバイルeスポーツのタイトルってリリースされてまだ数年程度だったりするので、王者の入れ替わりが全然起こり得るんですよ。あとは、爆発的な天才プレーヤーが突如として出てきたりします。選手が真っ直ぐな気持ちでプレーしていたり、そういったところが面白いですね。

REJECTが最終的に目指すチームの形とは

―以前、IPO(株式公開)を目指していきたいということをおっしゃっていました。REJECTが最終的に目指すチームの形とはどのうようなものでしょうか?

甲山

REJECTには、たくさんの強い想いやストーリーがあります。僕がこの会社を立ち上げたきっかけは、給与を支払ってプロとしてやるという仲間との約束を守るためでした。

今の選手たちも何もないところからチャンピオンになるというストーリーを自分たちで作り上げています。スタッフの中には、eスポーツの未来やREJE C Tの魅力に惹かれてこれまでのキャリアを捨てて入ってきてくれた人もいて。

そういったストーリーをREJECTというブランドを通して皆さんにお届けする、そして一緒に作っていきたいなと感じています。だからこそ、まだ最終的に目指す形はこれから皆さんと作っていくものかなと考えています。

新たなブランドコンセプト「Road to Clutch」と1年で急速に変化した日本のeスポーツ

―「NOT JUST A GAME」というブランドコンセプトが、今回「Road to Clutch」に変わったのも、そのストーリーの1つという事でしょうか。

甲山
去年渋谷のスクランブル交差点でCMを打たせてもらった際に「NOT JUST A GAME」というコンセプトを掲げたのですが、まさかここまで早く変えることになるとは思っていませんでした。

「ただのゲームじゃない」「所詮ゲームなんて呼ばせない」と言っていたのが、この1年くらいで全く変わってしまったんです。例えば賞金何億円もするリーグが立ち上がったり、選手が報酬を得ながら活動・生活できる世界になってきました。

次に僕らはどういう新しい目標に向かっていくかということを話し合った結果、「Road to Clutch」というコンセプトを掲げることにしました。

クラッチというのは個人的にすごく好きなワードです。1vs4みたいな完全に不利な状況から逆転で勝つみたいな意味なのですが、こういうプレーを目にするとものすごく心が動かされますよね。

僕たちは、次にそういう感動をお届けしていきたいなと考えています。
今回新たに展開するアパレルやグッズが、僕たちのストーリーというのを体現してると言っても過言ではないなと思っています。

新事業・アパレルブランド「REJECT」

―新たなアパレル製品が発表になりましたね。これは、以前展開していたTシャツやパーカーなどとは全く異なるものなのでしょうか?

甲山
全くの別物です。実はグッズとかアパレルを構想し始めたのは1年半前とかなんです。会社を立ちあげてすぐに取り掛かったのがグッズ・アパレル領域でした。

お客様に自分たちの商品を手に取ってもらいたい、同じようなものを身につけて応援してもらいたい、自分たちをとにかく知ってほしいと考える時期がありました。この時、結構な金額を商品開発につぎ込んだんです。ですが、当時作ったものに全然納得がいかなくて。

僕は東大阪でプラスチック工場を経営している父の元に生まれました。すごく細部にこだわって製品を作っていて、その影響で普通の人だったら気にしないところまで気になる性格です。

出来上がった商品が自分の理想である一流のものとかけ離れていて、これは販売出来ないとすごく落ち込んだりもしました。株主の方には「なぜこんなにお金をかけて作ったのに売らないのか」と言われて。それはそうですよね。

今回、繊維商社さんとガッツリ手を組んで、プロのデザイナーさんに入っていただいてアパレルやグッズを全て作り直しました。自分達の想いやストーリーを体現出来ているなというのが、今回発表したアパレルやグッズなんです。

―先ほど拝見して、実際に格好良く、選手の立場だったらこれが着れるんだったらREJECT入って良かったなとか、ファンの人もファッションアイテムとして欲しくなるのではないかというようなものに感じました。

甲山
選手達が実際に着た時に「オレ、これだったら強くなれるわ」みたいなことを言っていたんですよ。これだなと思って。

僕がこれまでずっとやってきた、選手に良いデバイスやPCを買う、良い回線とプレー環境があるオフィスを構える、健康的な食事を提供して健康をカバーしていくとか、これって何をしていたかっていうと、彼らにバフを与えていたんですよね。

彼らに一流のもの、一流のマインドを提供する事によって、元々持っているものにさらに磨きがかかるのではないかとずっと考えていました。

今回のアパレルやスポンサー製品を使った選手達が「強くなれる」ということを口に出して言うのを見て、彼らの能力を5%でも10%でも外部の力で引き上げられるなら、今回のような自分たちが嬉しくなったり、自分達はこれだというようなものをずっとやっていきたいと思いました。

REJECTのストーリー、未来を一緒につくる仲間を募集

―資金調達もして新しいオフィスを構えて、新たなアパレルやグッズが登場して、優秀な選手もいて、リブランディングもしてというREJECTはどんどん拡大している印象です。今後のチームのために、必要だなと思っているようなことはあるでしょうか?

甲山
REJECTには、一流の選手達、磨けば磨くほど伸びていくような才能を持つ選手がそろっていると思っています。しかし、その彼らの才能や能力を最大限に引き出すことが出来ていない状況にもどかしさを感じています。

そこで、そういったことを解決してくれるような方に仲間になって欲しいと思っています。

たとえばコンテンツクリエイターの方とか入っていただきたいと思っています。YouTubeチャンネルで何万人か登録者がいるけど満足出来ない、自分の能力はこんなものじゃないというような挑戦心を持っているクリエイターの方々と、選手やチームの魅力を世界中に発信していくことができたら嬉しいです。

あとは、未来のパートナーやスポンサーを開拓することが出来る営業さんに力を貸して欲しいなと。外部の方やパートナーさんを巻き込んで、企画や新たな展開を進めてくれるような方にぜひ入っていただきたいと思っています。

―自分の動画だったらREJECTの魅力を世界中に伝えられるよとか、企画・営業なら任せろよという方は、どうやって募集したらよいでしょうか?

甲山
当社のコーポレートサイトに、採用情報を掲載しています。。
ファンのみなさん、新たな仲間になる未来のREJECTスタッフの方々、REJECTのストーリー、未来を一緒につくりましょう。

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この記事を書いた人
Negitaku.org 運営者(2002年より)。Counter-Strikeシリーズ、Dota 2が大好きです。 じゃがいも、誤字脱字を見つけるのが苦手です。

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