2022年9月10~25日に中国・杭州市で開催される「2022年アジア競技大会」のeスポーツ競技8タイトルが発表されました。
今回発表された8タイトルは、「アジアeスポーツ連盟」と「アジアオリンピック評議会」が定めたオリンピックの価値観を含む要件を含む選考基準に基づいて決定されました。
eスポーツ 公式ゲーム
タイトル | ジャンル |
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Arena of Valor (Asian Games Version) | MOBA |
Dota 2 | MOBA |
Dream Three Kingdoms 2 (梦三国2) | MOBA |
FIFA (EA Sports) | スポーツ・サッカー |
Hearthstone | デジタルカードゲーム |
League of Legends | MOBA |
PUBG Mobile (Asian Games Version) | バトルロイヤルシューター |
STREET FIGHTER V | 格闘 |
デモンストレーション ゲーム
ご覧の通り、「MOBA」と呼ばれるジャンルのゲームが「PC」「モバイル」2タイトルずつ、計4タイトル採用されており全8タイトルの半数を占めています。
『Arena of Valor』と『PUBG Mobile』は「Asian Games Version」という特別な仕様のものが採用されるようです。どの部分が正式ゲームと別仕様なのかはいまのところわかっていません。
「アジアeスポーツ連盟」公式サイトには、「eスポーツは2022年アジア競技大会で歴史上初となる公式のメダル競技として実施される。他の伝統スポーツと同じ地位を与えられることは、eスポーツコミュニティにとって大きな一歩である」と記載されていました。
今回の発表により、参加するチーム・選手のみなさんが予選に向けて十分な準備が出来ることを願っています。
熱狂的ファン、カジュアルなファンの双方が素晴らしい観戦が出来るハイレベルな競技を保証するため、適切なタイトル採用が出来たと信じています。
「2022年アジア競技大会」を確実に成功させるために、アジアオリンピック評議会や2022年アジア競技大会委員会と密接な取り組みを行っていく事を楽しみにしています。
「2022年アジア競技大会」におけるeスポーツ観戦に一歩近づくことが出来た事に興奮しています。
今回の発表は、オリンピックでの採用に向けた最終的な準備に貢献するものです。また、「アジアeスポーツ連盟」がオリンピックバリューに適合する一定の基準と要件に基づき、オリンピックイベントに向けたeスポーツタイトルを選定するシステムの確立とその導入にも大きな役割を果たすものです。
予選、そして来たる本戦の開始を楽しみにしています。