メジャー大会『PGL CS:GO Major 2021』の運営を担当するPGLが、当初通りスウェーデンでの開催を目指しながらも予備プランとし手別国での開催も検討していると発表しました。
『PGL CS:GO Major 2021』は、スウェーデン・ストックホルムの「Avicii Arena」を会場とし、2021年10~11月に開催することが予定されています。
『Dota 2』公式世界大会『The International 10』も2021年8月に同じ場所での実施がよていされていましたが、新型コロナウイルスの影響がある現状において、スウェーデン政府が同大会(eスポーツ)をスポーツと同待遇で実施することを認めない方針を発表したことから、選手や関係者のビザが確実に発効されないという問題が発生。最終的に、ルーマニア・ブカレストの国際競技場に開催場所が変更されました。
Dota 2世界大会『The International 10』の開催地がスウェーデンからルーマニアに変更、国立競技場で2021年10月に実施
今回PGLが報告した内容によると、現状のスウェーデン国内の制限に基づいて開催が実現した場合、16000人を収容可能な「Avicii Arena」において、わずか300名しか観客を入れることが出来ないとのこと。
スウェーデンは、幾多の世界チャンピオンを輩出した国で、大人から子供まで幅広い年齢層がCounter-Strikeを楽しむことでも知られています。
PGLはスウェーデンでメジャー大会を開催することの重要性を理解しているとしながらも、万が一開催が難しい状況となってしまった場合の予備プランを進めていると報告。観客ありでの開催を保証してくれているヨーロッパ内の2ヶ国と調整を進めているそうです。
スウェーデンの開催を本命としながら、予備プランも進めつつ、さらなる追加情報を近日中に発表するとしていました。
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