『Fnatic』がCS:GOラインナップの国際化方針を目指し、 Jesper “JW” Wecksell選手をスタメンから下げることを発表しました。
JW選手は、Fnaticの一員として3つのメジャータイトル『DreamHack Winter 2013』『ESL One Katowice 2015』『ESL One Cologne 2015』を含むさまざまなタイトル獲得に貢献してきました。
Fnaticは、2021年7月20日付けの『ESL CS:GO World Ranking』にて、世界50位と低迷しており、再び世界トップチームを目指すためにラインナップの大規模な再構築を目指すことを決断しました。
これまで、Fnaticはスウェーデンの選手を主体とするラインナップ構成を続けて来ましたが、今後は異なる国籍の選手を組み合わせた国際化を行ないチームを強化していくとのこと。
それに合わせて、本人とチームが何度も話し合った結果、JW選手が控えにまわるという決断が下されました。
6週間に渡る綿密な評価と努力の後に、FnaticはJesperをベンチに下げる決断を下しました。Fnaticを元の地位に引き上げるためにどのような道のりを選ぶかヲ決めるのに、膨大な時間を費やしてきました。最終的な決断は、ラインナップの国際化です。Jesperは最も経験豊富な選手の1人であり、Fnaticで素晴らしい仕事をしてきました。
3つのメジャートロフィー、20以上のトーナメント優勝、ほとんどの人が夢見ることさえ出来ないことを成し遂げ、CS:GOの歴史における最高の選手の1人となりました。今回の決断は非常に残念ですが、チームは大規模な改革を必要としています。Jesperがこの1.5年間で人として、リーダーとして大きく成長したことを誇りに思っています。
eスポーツにおいてこのような変化を見たことがありません。Jesperが次にやろうとすることが何であろうとも、私たちは将来のキャリアを応援していきます。Jesperの成功を願うと共に、共に過ごした時間にとても感謝しています。
同じチームで2709日過ごし、1658の公式試合に出場した後に目覚め、次に何が起きるかわからないというのは奇妙ながらエキサイティングな気持ちです。
約8年間、Fnaticを絶対的に最高のチームとするために日々最善を尽くしてきました。時には難しく、時には “easier” でしたが、最終的にはFnaticで成し遂げてきたことに満足しています。
いまは少し時間を掛けて、もっと上手く出来たこと、違うやり方が出来たことなどを振り返り、それをCS:GO、VALORANT、eスポーツなのかはわかりませんが、次の人生に活かしていく段階です。
これまでの全てに感謝します。次のステップにご期待ください。
Fnaticは7月初旬にインゲームリーダーの Golden選手もスタメンから外しており、現在のスターティングメンバーは以下のようになっています。
ここに、他国籍の選手が2名加わることになるのでしょうか。
インアクティブ