翻訳書籍『ライズ・オブ・eスポーツ ゲーマーの情熱から生まれた巨大ビジネス』が、白揚社より2021年7月13日(火)に発売となります。
本書は、2016年に発売された洋書『Good Luck Have Fun: The Rise of Esports』を日本語翻訳した書籍となります。
当時書いた記事では、以下のように紹介していました。5年後にこのような形で楽をすることが出来るとは思いもしませんでした。
著者のRoland Li氏はWall Street JournalやNew York Timesなどの媒体で記事を執筆した経験を持つジャーナリストで、eスポーツシーンに携わる人々の「情熱」「痛み」「楽しさ」について伝えることを最も重要と考えてこの本を執筆したそう。
eスポーツ界のビッグネーム・プロゲームチームEvil Geniusesの創設者であるAlex Garfield 氏、『League of Legends』を展開するRiot GamesのCEO・Brandon Beck氏とプレジデントのMarc Merrill氏などにインタビューを敢行した他、『Counter-Strike』シリーズ『StarCraft』シリーズ、『DOTA 2』『League of Legends』といったeスポーツタイトルの歴史や開発会社、現在のeスポーツ観戦に欠かせないストリーミング配信サイトの『Twitch』、そしてプロゲーマー達について調査を行ない、270ページ近い本に仕上がっています
原書の発売から5年を経て、eスポーツシーンは当時からは予想もつかないほどに発展しています。eスポーツの歴史を知ることができる一冊を、日本語で読むことが出来るというのは非常にうれしいですね。
出版社の書籍ページでは、本書の試し読みpdfが公開されています。
2021年7月13日(火)より、価格は2,640円で発売となります。
ローランド・リー
1988年、北京生まれ。 カリフォルニア州オークランド在住のジャーナリスト。
ウォール・ストリート・ジャーナル紙、ニューヨーク・タイムズ紙、ニューヨーク・オブザーバー紙、インタビュー誌などで活躍。医学部進学後、専攻を変えてニューヨーク大学でジャーナリズムと歴史を学ぶ。8年間ニューヨークで暮らしたのち、2015年に西海岸に転居。現在はサンフランシスコ・クロニクル紙で商業不動産の記事を担当している。
1994年の『ウォークラフト』発売以来のゲーマー。『DOTA2』で一番好きなヒーローはヴィセージ。