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EROC氏がVALORANTチーム『Updraft』を結成、決定していた所属先が白紙も無所属・フルタイムで活動へ

選手としての活動を目指しながらコーチやコメンテーターとして活躍するEROC氏が、VALORANTチーム『Updraft』を結成したと発表しました。

無所属ながらフルタイムで活動するVALORANTチーム『Updraft』

『Updraft』は、2019年に行なわれたCS:GO大会『GALLERIA GLOBAL CHALLENGE 2019』でトップ4となったチームで、EROC氏がVALORANTに向けて改めて復活させた形となります。

当時のメンバーは、後にVALORANTでプロとして活躍する豪華なメンバーで構成されていました。
※NoriseN、EROC、Flax、Anker, cookiee(marin)、Micke

『VALORANT』で活動する新たな『Updraft』は、『VCT Japan Stage 2 Challengers』に出場した Japan Free Agents の元メンバーEROC、Tfy、hattyに、元REJECTのDhimoruto、元FIRST GamingのKaKUを加えた5人となります。さらに、6人目のメンバーも募集中とのことでした。

Updraft

『Updraft』を結成したEROC氏に質問

豪華なメンバーに加えて、無所属ながらフルタイムで活動するという『Updraft』。より詳しく知りたいと思い、EROC氏に質問させていただいたところ丁寧に回答していただきました。『Updraft』は所属先が決まっていたそうですが話が白紙に。しかし、諦めずに揃えたメンバーで活動していくことを決定したとのことです。

―Updraft、懐かしい名前が復活して個人的にもうれしいです。発表に「無所属ですがフルタイムで活動していきます」とありました。こちらは各メンバーが時間や生活費等を投資して、フルタイムで活動していく、というような認識で良いでしょうか?

EROC:その通りで間違いないです。現状のVALORANTでは練習の質も大事ですが、量が一番大事だと考えています。最低限の練習量を確保するためにフルタイムで活動出来るメンバーを集めました。

―今回のメンバーはどのようにして選んだのでしょうか? EROCさんが声を掛けていったのでしょうか?

EROC:Free Agentsとして出場しており、そのときに手ごたえを感じたため誘いました。Dhimorutoさんに関してはTfyさん経由でコンタクトを取りました。

4人が決まった時点で所属先が決まっており、あと1名を募ったところKaKUさんが応募してくださり、私自身もKaKUさんがFGに所属したときから注目していたので加入となりました。

しかし、決まっていた所属先の都合で話がなくなり、それぞれ別のチームを探すことになりましたが、このメンバーで活動したいという気持ちがあったので所属先がない状態でのフルタイム活動に踏み切りました。

―Stage3に向けた、Updraftの目標をぜひ教えていただきたいです。

EROC:もちろん優勝と言いたいところですが、日本のVALORANTシーンのレベルは着実に上がっており、簡単なことではないと思います。大会まで時間がないことも踏まえ、個人的にはBest8を目標にしています。

『2021 VCT Challengers JAPAN Stage 3』2021年7月~8月に開催

ドイツで行なわれるStage3 Mastersの代表を決定する日本予選は、7~8月に実施が予定されています。

今後も、注目のチームが続々と登場してくることが予想されます。

自己資金でのフルタイム活動という「覚悟」を決めた『Updraft』には是非とも活躍していただきたいところです。

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