アメリカを拠点とするeスポーツチーム『TSM』が、仮想通貨取引所『FTX』と2億1000万ドル(約230億円)で複数年の命名権契約を締結したと発表しました。
TSMは、Forbesによると2020年に最も価値のあるeスポーツチーム世界No.1と評価されるチームで、今回の巨額なパートナーシップ契約により、その地位がさらに不動のものとなります。
FTXとの命名権パートナーシップ契約は、TSM曰くeスポーツ史上最大規模となるもので、契約内容や獲得した資金の投資計画について、以下のように説明されていました。
主な契約内容
獲得資金の投資計画
FTX創設者・CEOのSam Bankman-Fried氏とお会いしてすぐに協力していく必要があることを理解しました。
TSM FTXはブランドとして完璧にフィットしています。Sam氏はあらゆる点で時代を先取りするCEOで、若く野心的な起業家はさまざまな困難に直面しながらも懸命な決断を下し、優秀な人材に囲まれることでマーケットを破壊してきました。
Sam氏は、他のプラットフォームの数分の一という手数料でコミュニティの文化をつくりあげ、社会的影響にフォーカスしながら、信じられないほど急速に規模を拡大し、数十億ドル規模のビジネスを構築することができると証明しました。
今回の契約はTSMにとって非常に重要なものです。このような先見の明を持つリーダーとパートナーになることは、私個人にとっても同じくらい重要であると思っています。
世界中の人々が時代・大陸・言語の壁を越えてゲームの情熱を共有するように、Sam氏は通貨の価値を共有することで世界をつなぐ会社を作り上げました。私は、Sam氏がTSMをパートナーに選んだことをとても誇りに思っています。
TSMとのパートナーシップを組むことにとても興奮しています。TSMはゲームの内外で非常に飛び抜けており、プレミアムなeスポーツチームという地位を確立しました。また、TSMとの取り組みにとても感銘を受けました。TSMには、FTXが暗号通貨という未開の場所でみつけた意欲・創造性・コミュニケーション・寛大さがあります。
このパートナーシップは、最終的にそれぞれが作り上げてきたものと同じくらい強力になっていくことでしょう。TSMは従来の枠組みを超えて、デジタル資産の存在感を飛躍的に高めるのに役立ってくれると思います。TSMと協力して世界に貢献出来ることを誇りに思っています。