『Counter-Strike: Global Offensive』のアップデートがリリースされています。
「Prime」ステータスの仕様変更、気軽に対戦できる「Unranked」マッチを実装
今回のアップデートでは、ゲームを無料化してから顕在化してきた、「Prime」マッチメイキングを悪用した新規プレーヤーの体験を損なう行為についての対策が行なわれました。
「Prime」ステータスは課金のみで得られるようになり、「Prime」を取得していないプレーヤーは「Ranked」ゲームをプレー出来ないなどの制限が加えられる事になります。
今回の変更により、アカウントを繰り返し作成して嫌がらせ行為を減らすことなどが期待されますが、「Unranked」ではあまり変わりが無さそうでしょうか。
主な変更点
- 「Prime」アカウントの獲得方法を「CS:GO Prime Status Upgrade」購入(1,600円)のみに変更。以前は「ランクを21以上にする」ことでも取得出来ていた。
- 「Prime」アカウントを持っていないユーザーに対する特典を制限
- 「Ranked」マッチメイキングは「Prime」ステータスのユーザーのみに限定
- 「Unranked」マッチを追加し、スキルグループの影響を気にすることなく対戦を楽しむことが出来るように
より詳しくは下記のChangelogや、FAQで確認することが出来ます。
Release Notes for 6/3/2021
NON-PRIME
- 「Prime」アカウント以外は「XP」「Ranks」「Skill Groups」「アイテムドロップ」「プレー時間によるPrimeステータスの付与」を得られないようにした
- 「Prime」アカウント以外は「Ranked」マッチに参加出来ないようにした
- 「Prime」アカウント以外は「Bonus Rank XP」アイテムのアクティベート、「Service Medals」の申請が出来ないようにした
UNRANKED MATCHES
- 「Competitive」「Wingman」「Danger Zone」ゲームモードで利用出来る「Unranked」マッチを紹介
- スキルを元にしたマッチメイキングを使用するが、「Unranked」マッチは「Skill Group」に影響を与えないほか、「Skill Group」パーティの制限が行なわれない
- 非「Prime」アカウントが利用出来るのは「Unranked」のみ、「Prime」アカウントは「Ranked」と「Unranked」を選択してプレー可能
- 「Ranked」マッチは常に他の「Prime」アカウントプレーヤーのみとの対戦になる。「Unranked」マッチは、「Unranked」をプレーすることを選択した「Prime」および非「Prime」プレーヤーで対戦することになる。
VSCRIPT
- 向きを持つバウンティングボックスを描画するための「DebugDrawBoxAngles」を追加。使用例:DebugDrawBoxAngles( ent.GetOrigin(), ent.GetBoundingMins(), ent.GetBoundingMaxs(), ent.GetAngles(), r, g, b, a, time);
- 関数“GetBoundingMinsOriented”“GetBoundingMaxsOriented”を追加。現在の向きを考慮しながらエンティティの軸に合わせたバウンティングボックスを返す。
MISC
- 「Competitive」マッチメイキングから「Scrimmage」を削除し「Unranked」に変更。
- 「.tga」ファイルを読み込み「.vtf」ファイルを生成するためのインポートボタンをWorkshop Workbenchに追加。「.tga」のファイル名に“_normal”を含んでいる場合、「.vtf 」ファイルは「normal」フラグ付きで生成される
情報元