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ミルダム『VALORANTタイムズ』で躍進する注目チーム「FIRST Gaming」特集、「コーチが入ったことで、チームが引き締まった」

ミルダムが展開する配信番組『VALORANTタイムズ』に、『2021 VALORANT Champions Tour』の日本大会で「Masters」に進出したダークホース Japan FIRST Gamingが登場しました。

VALORANTタイムズ

『FIRST Gaming』は、2月27日に行なわれた『Challenger Main Event Week2』グループAで2位となり「Masters」の出場権を獲得。日本最強 Japan Absolute JUPITERとのBest of 2マッチにおける「ASCENT」の対戦にて13-11で勝利したことで大きな注目を集める存在となりました。

一体どのようなチームなのか、Japan Absolute JUPITERからなぜ1マップを取ることが出来たのか、など気になることだらけのFIRST Gamingについて、MC・OooDa氏とyukishiro氏がメンバーにインタビュー。

上段左→右→左下…の順で:Anthem, KaKU00, kaminoco, OooDa, TORANECO, yukishiro, bazz

20歳前後の非常に若いメンバー達ですが、個人配信などで話すことに慣れているのか、落ち着いた感じでMC陣の質問に受け答えしていました。

公式レポートをいただいたので、配信アーカイブと合わせてご覧ください。

配信アーカイブ

公式レポート

「VALORANTタイムズ」は、「VALORANT」の大会「VALORANT 2021 CHAMPIONS TOUR予選(以下、VCT)」の模様を振り返る番組で、Mildomにて配信中です。

今回は「FIRST Gaming」のメンバーが集結。OooDaさん、yukishiroさんが進行役としてチーム設立経緯や強さの秘訣についてインタビューする形式で進められました、

冒頭のメンバー紹介に続き、ゲストのyukishiroさんが「FIRST Gaming」の印象を次のように語りました。
「以前は、結構攻撃的なチームだったがVCTではフィジカルを主体にしている。個々で倒すシーンが目立ちつつも、スーパープレイも出ていたので今ノッているチームなんだなという印象がVCTでついた。」このコメントに対して、OooDaさんも同意し、「攻めるタイミングの嗅覚がすごかった。相手が嫌がるタイミングで攻めていた。」と表現。

「コーチが入ったことで、チームが引き締まった」

次に「FIRST Gaming」の設立経緯についての話に。
TORANECO選手によると、「FIRST Gaming」のTwitterアカウントが誕生して選手募集をかけていて、それぞれの選手がトライアウトを受けてチームに加入したそうです。

続いて、「FIRST Gaming」の急成長の背景についてOooDaさんから質問が。
Anthem選手は、「コーチが入ってからですね。」と回答。コーチが入ったのは、3,4週間前で、それまではコミュニティ大会で負けていましたが、コーチが入ってきて勝てるようになったそうです。

KaKU選手は、「コーチが入ったことで皆が引き締まった。不調が続いてまとまりがなかったが、コーチが入ってコミュニケーションというか、一つのことに対して議論が深まって全員がまとまりはじめたのが大きい。」と話しました。

「選手がプレイに集中できたり雰囲気を維持できるコーチの存在はありがたい。」

続いて、yukishiroさんから「どういった部分が強くなったのか」との質問がありました。

バズ選手曰く、「全員がやることをちゃんと理解した。前はごり押ししていたが、(VCTでは)ちゃんと実力を出し切ったかなという感じがする。」と発言。
続けてTORANECO選手が、「チームが試合でミスをした時に、コーチがいないとメンバーの中で変化をつけないといけないが、それはチームを壊す要因にもなる。コーチが入ることで、選手がプレイに集中できたり雰囲気を維持できる。ありがたい。」と話しました。

話は変わって選手それぞれのプロフィールの話に。
Anthem選手は3月16日が誕生日で近いことがあり、欲しいものを求められ「グラボ」と即答。
ムードメーカーの役割は、kaminoco選手が担当しており、年齢も「非公開」と驚愕の発言。また冷静な人は、全会一致でKaKU選手でした。

「無理に相手に合わせない」

「FIRST Gaming」の普段のチームの練習時間は、週5(大会が近い日は週6)で、夜8時から0時までの4時間。個人練習の内容についてはそれぞれ違うようで、スクリムやランク回しをする選手がいる一方で、TORANECO選手は、眼のトレーニングとしてリズムゲーム(音ゲー)をしているとのこと。このゲームは他のプロチームでも流行っているようです。また、バズ選手は、過去に反射神経トレーニングのアプリをしてました。

VCTにおける、Absolute JUPITERへの対策についてはどう考えていたのでしょうか。

TORANECO選手は、「Laz選手のポジションは試合を見てても印象的で、動きが頭の中に入っていたが、無理に相手に合わせようとすると変な動きになる。JUPITER相手にそれをすると狩られるので、情報だけを共有した上で個々が動いた。」とコメントしました。

また、「FIRST Gaming」のビジネスポジションについての質問が飛ぶと、TORANECO選手は少し考えながら、「オーナーは、セミプロとプロの基準として、選手が生活していける環境を作ってあげられればプロとするポリシーがある。だからセミプロ。もちろん、名乗りたければプロと名乗っていいと。」

これにはOooDaさん、yukishiroさんも「選手のことをしっかり考えている」と共感していました。

インタビューが終わった後は、VCTの印象に残ったシーンについて振り返りました。
まず「FIRST Gaming」が挙げた試合は、「Hexad戦」。18ラウンドのロックダウンとパラノイアでBサイトを完封したシーンと10ラウンドの駆け引き勝ちしたシーンです。

駆け引き勝ちしたシーンでは、初期ポジションをBサイトに初めてとったラウンドで、相手に情報を与えずBサイトで待機していたことで相手を誘いだして作戦勝ちした試合でした。

続いて、「Absolute JUPITER戦」。6ラウンドのAサイトにSPIKE設置後、ラフターにJUPITER全員で上がっていくシーンと7ラウンドのBサイトに進行してくる2人をKaKU選手が防衛したシーンです。

各選手、JUPITERの連係プレイに称賛しつつ、自分たちの作戦にも取り入れたいと話していました。

最後に、TORANECO選手から「勝ちはしたがまだ挑戦者なので、これからも応援よろしくお願いします。」と挨拶があり、番組を締めくくりました。

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この記事を書いた人
Negitaku.org 運営者(2002年より)。Counter-Strikeシリーズ、Dota 2が大好きです。 じゃがいも、誤字脱字を見つけるのが苦手です。

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