『PJS Winter Invitational 2020』の会場にて、選手のプレーを撮影し配信画面を構築するオブザーバーチームの動画を撮影しましたのでご紹介します。
2年前の『PWI2018』にて、オブザーバーの仕事を紹介する記事を作成しました。
基本的には裏方の仕事で、この時まではほとんど公にはなっていなかったこともあり、多くの方に反響をいただいた他、この仕事をされていたスタッフのみなさんにもとても喜んでいただくことが出来ました。
大盛況esports大会『PJS Winter Invitational 2018』配信の裏側、試合を魅力的に届けるオブザーバーチームの仕事を紹介
そして今回は『PUBG JAPAN SERIES』最後の大会ということもあり、オブザーバーのみなさんを紹介する記事も作れたら、と思っていました。
取材に際して、写真や動画撮影のNGについて質問したところ最後の大会ということもあってか「今回は撮っていただいて困るようなものはないので大丈夫です」ということでした。
そうであれば、試合の最初から最後まで、オブザーバーのみなさんがどのようなことをしているのかその様子を動画で紹介するのが良いかもしれない、と思いました。オブザーバーで活躍されているyuboxiさんが今日で最後の仕事、というのも聞いていたので記念にもなるかなと思って撮影して公開したのが以下の動画になります。
試合会場には実況音声が大きく流れているので、オブザーバーチームの会話が聞き取りにくかったり、字幕を付けたりはしていなかったりと、そのあたりについてはご容赦いただきたいのですが、いつも見ている『PJS』の試合画面はこうやって作られているんだ、という様子や雰囲気などは知っていただく事が出来るのではないかと思います。
ゲーム内の様子を紹介するカメラ役を6名おり、俯瞰視点で状況を写す担当、各選手のプレーを写す担当などにわかれています。
俯瞰映像を元にして、戦闘を仕掛けそうな選手に対してカメラ視点を移すようにお願いをしたり、何かアクションが起きそうな展開であれば映像を構成するスイッチャーに伝えてメイン映像につかってもらう、などのコミュニケーションが取られていて、eスポーツらしくチームプレーが活きる仕事現場でした。
マップ配信やゲームに差し込むマップ映像の担当者。ゲーム展開の報告がインカムを通して伝えられ、それを元にオブザーバーが動くというような流れも。
選手視点、俯瞰視点、カメラの映像を切り替えて配信に流れる試合展開を構成。実況の内容に合わせて画面を持ってくる、というようなこともこちらで行なわれています。
そして、この他にも試合結果のスコアボード、スタジオ映像、インタビューやFANCAM映像、SNS投稿担当者などさまざまな方が舞台裏で活躍されて、『PJS』の配信映像が作り上げられています。
見やすく、わかりやすい『PJS』映像をありがとうございました。
動画
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