株式会社カヤックが、eスポーツ企業「RIZeST」を傘下に持つ株式会社SANKOとそのグループ会社を子会社化したことを発表しました。
カヤックは今回の子会社化について、下記のように説明しています。
急拡大を続けるeスポーツ市場における圧倒的なプレゼンスの確保、クライアントワークにおける顧客およびサービス領域の拡大、経営リソースの共有化によるスケールメリットを通じて、当社グループの企業価値を高めてまいります。
子会社化に関連する株式の取得額は、臨時報告書において「4億6945万円」と記載されていました。
(3) 取得対象子会社に関する子会社取得の対価の額
株式会社SANKOの普通株式の取得価額408,750千円と株式会社RIZeSTの普通株式の取得価額60,000千円に、両会社取得にあたって支払うアドバイザリー費用700千円を含め、469,450千円となります。
今回の展開に合わせて、「カヤック」子会社の「ウェルプレイド」と「SANKO」子会社の「RIZeST」が、2021年2月1日よりウェルプレイド・ライゼスト株式会社に合併することも発表されました。
両社は、eスポーツの分野においてそれぞれ下記のような取り組みを行なっており、今回合併を通じて「日本最強のeスポーツリーディングカンパニーを目指し、業界のさらなる発展に寄与してまいります」とコメントしています。
RIZeST
eスポーツ施設「e-sports SQUARE」運営、eスポーツの番組制作、大会・リーグ運営、プロモーション、人材育成・RIZeSTアカデミー、コミュニティ・大会プラットフォーム「PLAYHERA」共同展開など
ウェルプレイド
e スポーツイベントの企画・運営・配信、e スポーツ選手のマネジメント事業、e スポーツの魅力を伝えるメディア事業、eスポーツ施設「REDEE」共同展開など
日本の eスポーツシーンを盛り上げたいと考える立場として、これ以上にワクワクすることがあるでしょうか。 国内のeスポーツシーンを盛り上げるべく共に切磋琢磨してきた RIZeST 社と、タッグを組むことで広がる無 限の可能性を感じています。日本のeスポーツリーディングカンパニーとしてのこれからの我々のチャレンジにどうぞご期待ください。
お互いにeスポーツ界を盛り上げてきた RIZeST社とウェルプレイドがタッグを組む。まるで漫画のような展 開に僕自身ワクワクを隠しきれません。”ウェルプレイド・ライゼスト”という最高の組織で、これからますます 面白いことを仕掛けていきたいと思います。
ウェルプレイド x RIZeST の合併は単なる足し算ではなく、最短最速でビジョン達成するための最適な掛け算 です。両社が持つ強み、ノウハウを掛け算し、革新的な取り組みに新生チーム一丸となりチャレンジしていき ます。
ウェルプレイド・ライゼスト株式会社
代表取締役:谷田優也、高尾恭平、古澤明仁
事業内容:eスポーツに関する企画、プロデュース、運営、コンサルティング、配信、施設運営、教育等
合併効力発生日
契約締結日:2020年11月27日(金)
効力発生日:2021年2月1日(月)(予定)