Riot Gamesが、『VALORANT』の世界王者を決定する『VALORANT Champions Tour』の開催を発表しました。
『VALORANT Champions Tour』は、2021年を通じて「Challanger(チャレンジャー)」「Masters(マスター)」「Champion(チャンピオン)」という3つレベルで大会を開催。これらを通じて選出された世界のトップ16チームが、世界チャンピオンの座をかけたトーナメントに出場可能となります。
※プレスリリースには、「日本国内での開催方法については後日発表」の記載がありました。
「2021 VALORANT CHAMPIONS TOUR」へようこそ pic.twitter.com/MuYu0C7M4D
— VALORANT // JAPAN (@VALORANTjp) November 24, 2020
チャレンジャー
マスター
計算上は、日本からは最大3チームが「チャンピオン大会」に出場する可能性が存在しているということになるでしょうか。
※サーキットポイント日本1位、ラストチャンス予選優勝、Masters 3 優勝
チャンピオン
日本からは確実に「1チーム」がチャンピオン大会に出場することが出来ます。
『CS:GO』では、最高峰のメジャー大会に対して日本に出場確定枠はなく、アジア・パシフィックの1~2枠をかけてひたすら予選を勝ち続けるしかありませんでした。現Absolute JUPITERのメンバーが直前のマイナー予選ベスト4まで進出したのが最高で、メジャー大会に出場した日本チームはありません。ですから、チャンピオン大会に日本が出場出来る枠が1つ確定しているのは、かなりありがたい事です。
世界チャンピオンを決定する大会ということもあり、高額な賞金が提供されます。
その金額についてはまだ明らかにされていませんが、「ファンとプレイヤーの両方の希望を反映した設計」になるとのことなので、Riot Gamesの他大会や現状のeスポーツシーン的に、総額100万ドル(約1億円)以上の規模になるのではないでしょうか。
ちなみに、現在までに開催されている公式大会・公認大会における賞金総額は世界どのエリアでも最大で約500万円ほどとなっています。
チャンピオンツアーは、VALORANTファンの情熱にふさわしい、グローバルなeスポーツに成長させるための次なるステップです。
私たちはここ数年、選手、チーム、ファン、将来のパートナー、そして関係者と話し合いを重ねてきました。最初の公式シーズンを始められることを非常にうれしく思います。私たちが重きを置いているのは、世界中でこのゲームを形作っているクリエイティブで才能あるプレイヤーたちを飛躍させ、皆さんにより知ってもらうことです。
また、VALORANTチャンピオンツアーは高額賞金が用意される大会ですが、これはファンとプレイヤーの両方の希望を反映した設計となっています。
VALORANT公式大会「FIRST STRIKE」および「VALORANTチャンピオンツアー」の設立パートナーとして、エナジードリンク「Red Bull」とゲーミングチェア「Secretlab」が決定したことも発表となりました。
「Red Bull」は『League of Legends』の公式エナジードリンク、「Secretlab」は『League of Legends』の公式競技チェアに採用されています。
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Red Bullは、1vs1大会「Red Bull Solo Q」の開催や初心者向けの世界大会配信「Red Bull Worlds Simplified League of Legends」などの展開も行なっています。