2024年11月7日
『Logicool』が独自開発したゲーミングマウスのセンサー「HERO 16K」のソフトウェアアップデートの提供開始を発表しました。
ソフトウェア「G HUB」のアップデートを適用されることにより、「HERO 16K」の解像度上限が16,000DPIから約1.5倍の25,600DPIへと引き上げられます。
「HERO 25K」は最大解像度25,600DPIで、世界初のサブミクロンレベルのマウスセンサーです。100万分の1メートル(0.000001m)とサブミクロンレベルの動きまで精確に捉えることができます。
さらにマウスの動きに応じてフレームレートを連続的に調整し、消費電力を最小限に抑えるスマートパワーマネジメントシステムにより、25,600DPIになっても変わらない省電力を実現しています。
サブミクロンレベルというのはほとんどのプレーヤーにとって実用的ではありませんが、「HERO 25K」センサーは将来のより高度なゲームプレイを実現する可能性を秘めた性能と言えます。
「DPI」とは「Dots Per Inch」の略で、マウス「1インチ」移動させた時にマウスが何ピクセル移動するかを示す単位です。
DPI設定は「400DPI」「800DPI」を使うのが主流で、「1600DPI」が少数派くらいの割合です(参考)。
「25,600DPI」に対応しても実際にはコントロール出来ず使いどころはほぼないのが現状ですが、公式の説明にもあるとおり、Logicoolの高い技術力と「HERO」センサーの将来的な可能性を示したアップデートといえるでしょう。