『ESL Pro League CS:GO』のコミッショナーにAlexander Inglot氏が就任したことが発表されました。
Alexander Inglot氏は元弁護士で、スポーツ業界に転身してからはコミュニケーションや広報などとして活躍。テニス「ATP Tour」やバレボールセミプロチーム「IBB Polonia」のボードメンバーなどのキャリアを持ちます。
同氏が『ESL Pro League CS:GO』のコミッショナーとなり、収益構造の改革を行ない、数十億ドル規模のグローバルビジネスへの発展を目指すとしています。
また、『German Esports Federation』(ドイツeスポーツ連合)の会長で『European Esports Federation』の発起人でもある Hans Jagnow氏もAlexander Inglot氏と共に取り組みを行なうことになりました。
主な内容
CS:GOを2015年から追いかけており、ESL One Cologne 2016ではeスポーツの雰囲気をこの目で見てきました。世界最高のCS:GOチーム、知識があり情熱的なESLと共に、この活気溢れる場所でリーダーシップを発揮する機会は見逃すことが出来ないものでした。
目標は、既存のメディア権限に関する大きな可能性にフォーカスする他、何百万ものファンに向けた新たなメディア製品を開発することで新たな収入源を創出し、数十億ドル規模のグローバルなビジネスに成長させ強固なポジションを獲得することです。
学ぶべき事はたくさんありますが、これまでの経験、エコシステムに対するリスペクト、右腕であるHans Jagnowと取り組むことで、目標を達成することに自信を持っています。
すでにCS:GOに投資してきた皆さん、新たに加わる方の双方にご期待いただけるよう、上手く取り組んでいきます。
Alexander Inglot氏は、ESLと共に厳しい道のりを経験してきました。ESLは創業以来、長年に渡ってプレミアなトーナメントやリーグをお届けしていると自負しています。
しかし、Louvre Agreement(ESLと提携する13のプロチーム)が思い描くのは、CS:GOのエコシステムと、それを愛しそこで生きる人々の段階的な変化です。Alexander Inglot氏とHans Jagnow氏は、Louvre Agreementのメンバー達と協力して、そのビジョンを実現する責任を負っています。誰もが、その将来の展望が実現する時を楽しみにしています。
この数ヶ月は、CS:GOイベント、チーム、選手、ファンにとって大変な時期となっています。しかしながら、ファンからは強い関心が寄せられており、このCOVID時代の反対側にはCounter-Strikeへの取り組みを一新する絶好の機会があります。
Louvre Agreementでは、チームがオーナーシップと発言権を持ち、選手が試合での成功と継続的な実績に対して健全なリターンを得られる世界を想い描いています。
各チームとしては、この新たなコミッショナーオフィスがLouvre Agreementのメンバー達が協力する体制を作り、それを活用することでスポーツやエンターテイメント世界の全ての人々が注目するようなエンターテインメント・ビジネスを作り上げていくことを確信しています。
『ESL』が13のCS:GOプロチームと契約、「ESL Pro Tour」を対象とする大会収益の分配や長期的な「パートナーチーム枠」出場権を付与