2018~2019年にDota 2で世界王者となった『OG』が、2021年にアジア進出を計画していることを明らかにしました。
こちらの情報は、 OGのCEO・JMR Luna氏が「The Esports Observer」の取材に対して明らかにしたもので、公式Twitterでもこの件を紹介しています。
#ICYMI our CEO @jmrLuna gave an interview to @esportsobserved giving some hints on OG’s master plan #DreamOG https://t.co/rgjn87wtZd
— OG (@OGesports) July 18, 2020
OGは、新型コロナウイルスの状況を注視しながら、2021年にアジア進出予定で、中国・シンガポールにオフィスを設立しマーケティング展開に力を入れていく計画であるとのこと。東南アジアや中国は、『Dota 2』が人気のエリアでもあります。
一方で、チームとして資金を大量投資していく考え方はなく、今後の展開において既存の強豪チームを買収したり、有名プレーヤー5人を買い集めてチームを作るといったことは考えていないとコメントしていたのが面白いところ。
チームスポンサー「Red Bull」が製作した OGのドキュメンタリー「Against The Odds」で詳しく紹介されていますが、 OGは無名のTopsonやAnaといったプレーヤーを見いだして世界王者となった実績がある他、育成チームの展開を行なうなどして、才能発掘に積極的です。
「OG」が大会史上初の2連覇達成、賞金総額約36億円のDota 2世界大会『The International 2019』で優勝