566チーム・3614選手が出場する国内最大の階級制コミュニティリーグ『UTAGE VALORANT』サージェント部門グループJにアラフォーチーム おっさんずVALO で出場します。その記録を不定期で掲載していきます。
※第1回はこちら https://www.negitaku.org/news/n-24131
※このサイトの文章は基本「ですます調」ですが、この参戦記はラフな感じで書いていきます。
bartさんから『UTAGE VALORANT』の出場を目指すチーム「おっさんずVALO」のDiscordの招待リンクが届いた
個人的に、こういう新たなコミュニティに足を踏み入れる時はとても緊張する…。
意を決してジョインすると知った名前をいくつか見かけ、クラス替えをした時に顔なじみの友達がいた時の安心感のようなものがあった。
数日もすると、『UTAGE VALORANT』に出る9人のメンバーが集まった。下は高校2年生、上は54歳という幅広い年齢層で、平均年齢は約38歳。40を超えず安堵したか、ネタ的に超えて欲しかったと思ったか、それぞれの気持ちは胸にしまわれている。
「おっさんずVALO」のメンバーを簡単に紹介しておこう。
『World Cyber Games2006』Counter-Strike1.6部門の日本代表。チームの発起人。チーム名をおしゃれな感じにしたくないという理由から「おっさんずVALO」という名称を考案してしまった。VALORANTをしている時はだいたい「じゃがりこ」を食べている。「敵の足音聞こえる…?!」と思ったらじゃがりこを嚙む音だったことがある。
2003年頃にアーケード版カウンターストライク『Counter-Strike NEO(CS NEO)』と、その実験店『LEDZONE』を作ったすごいおじさん。
『LEDZONE』は『CS NEO』しかプレー出来ないゲームセンター&ネットカフェのような位置づけで、デバイスはリアルフォース、マウスはRazer Diamondbackなどの高機能なものがそろえられ『Cyberathlete Professional League』の日本予選会場にもなった。今思えば、『LEDZONE』は日本初のeスポーツ施設かもしれない。
eスポーツ施設が次々に誕生する中、日本で一番最初に出来た『LEDZONE』がやはりとんでもない施設。
・2003年オープン
・Counter-Strike NEO専用
・当時の最新スペックPC&ゲーミングデバイス全席設置 (44席)
・世界大会 日本予選実施
・noppoさんがここでCSデビュー pic.twitter.com/lMmNu0InCh— Yossy (@YossyFPS) December 25, 2019
とんでもないプレーで有名なnoppoさん、『UTAGE VALORANT』主催者の一人であるXENQLITYなどがこの施設でCounter-Strikeの世界に足を踏みいれた。tsuchie47こと土屋さんがこのゲームと施設を作っていなかったら、現在の日本eスポーツは全く違う形になっていただろう。『VALORANT』では、日々Bot撃ちやヘッドラインを意識する練習に励んでおり感心するしかないのだが、試合になると照準が地面の方向を向いていることがよくある。
高校2年生という若さで自ら志願し「おっさんずVALO」に参加。本来ならばオーバー40なチームの平均年齢を大幅に引き下げ、アラフォーチームにするというキャリー力を披露。学校のテスト期間前は大会には出られないという制限がある。勉強がんばって!
かつてはクラン山嵐というチームに所属し、CPL2003-2005の日本予選などで良く出会った人物。選手と仲が良く写真や動画を撮りまくりレポート記事を作るなどの活動をかつてはしており、いまでは貴重な資料になっている。
[Report]CPL2005 Summer! 第1回(画像/動画あり)|ヤスオ(Yr-OFF/Ownz)|note
[Report]CPL2005 Summer! 第2回(画像/動画あり)|ヤスオ(Yr-OFF/Ownz)|note
住宅ローンを早くも完済するというマネーコントロールで人生のエコラウンドを乗り切りVALORANTにやってきた。
セージのリザレクションで復活させた味方を生贄にしフラグを取るプレーに定評がある。
本日のおっさんずVALORANTハイライト
Yossyさんを生贄に3killゲットだぜ! pic.twitter.com/UYo4cCLeLN— やすお(OFF) (@offeryasu) June 30, 2020
30過ぎの若者。CS1.6やCS:Sをプレーしておりイン率、ランクともに高め。人数が足りない時にも「ikemasuzo」と積極的に参加してくれるため、数試合で疲れてしまうアラフォーチームには欠かせない存在。あと5年くらいすると「昔は若かった」とか思い始めるはず。
4dimensioNをスポンサードし、メンバーたちと共に日本初となるプロゲーミングチーム4dN.PSYMINを誕生させた。eスポーツ、ヒップホップ、ポーカー、格闘技など様々なプロジェクトのプロデュースなどで活動が多彩。
『VALORANT』では基本的にスペクターしか使わないという強いこだわりを持ち、ヴァンダル、ファントム、オペレーターが落ちていても拾わないという、とんでもないチームプレーをみせることがある。
自分が初めて参加したCounter-Strikeのネットカフェイベント「Necca CS Tournament(NCT)」で知り合い、それをきっかけにメンバー以外で初めてサイトの更新などを手伝ってくれた人物。感謝します。「Kyodog」の由来は恭一郎で犬顔だからなのだが、とあることをきっかけにCS界の狂犬(Kyodog)と呼ばれることになってしまった。ENZAさんとのCS1.6講座で日本コミュニティ全体の知識レベルをかなり引き上げることに貢献した。
『VALORANT』ではアラフォーならではのエイム反応の遅さに苦労していてる。
元CSプレーヤーで国内トップクラスのチームでプレー。日本で2番目のプロカウンターストライクチームAXGでマネージャーをしていたことも。現在は何やらすごそうな会社の経営をしながらゲームもしている。タイミングが合わずまだ一緒にプレーしていないため、面白エピソードを紹介することができない。
当サイトの運営者。『VALORNT』のFPSが出なすぎて8年ぶりにガレリアのゲーミングPCを購入したが、数日後に製品が大々的にリニューアルされたほか、Ryzenの新製品が出るなど、「とんでもない購入タイミングがでていますよいま!」となった。
チーム内の6人はこれまでの活動を通じて交流があるのだが、実は1回たりとも一緒にゲームをプレーしたことがなく、今回『UTAGE VALORANT』を通じて十数年ぶりに初めて一緒にゲームをするという奇跡が起きた。新しく一緒にゲームをする人と出会うことが出来たのもありがたい。ありがとう、『UTAGE VALORANT』。
メンバーが揃い一息ついたのもつかの間、このあとチームに信じられない展開が巻き起こる!
(続く)
『UTAGE VALORANT』参戦記
https://www.negitaku.org/news/tag/utage-valorant-journal