『Counter-Strike: Global Offensive』のチート対策を強化するための取り組みが、ベータオプションとしてリリースされました。
今回リリースされたベータオプションでは、CS:GOのプログラムと連動するサードパーティソフトの実行が大幅に制限されました。サードパーティはプログラムにデジタル署名が求められるようになり、ゲームに悪影響をもたらすことが確認された場合はブロックされるようになります。これにより、不正ツールを排除していく方針です。
以下は公式サイトの記載内容です。
本日、我々とチートの継続的な戦いの一部となる変更を含むCS:GOのオプションベータブランチをリリースしました。以下の手順に従ってベータに参加する事が出来ます。
※Steam Library→CS:GOアイコン右クリック→プロパティ→Betas
CS:GOと相互に作用するタイプのプログラムやファイルを大幅に制限するようにしました。
互換性のないファイルを使用してゲームを立ちあげると、これに対する警告が表示され、VACが有効となっているサーバーへの接続がブロックされる場合があります。ゲーム設定で「Trusted Launch」をオフにすることでこの問題を解決出来ますが、信頼スコアに影響を及ぼす可能性があります。
CS:GOの実行プロセスに対して直接作用するサードパーティプログラムの開発者向けに、ソフトウェアに影響を与える開発要件を追加しました。今後、CS:GOと作用する全てのDLLはAuthenticodeデジタル署名が必要となります。そのDLLがゲームに干渉すると確認された場合、DLLをブロックします。