シンガポールのesportsシーンで活躍するレジェンド Prasad “StrykerX” Paramajothi 氏が、チームオーナーとしてeスポーツチーム『Asking Questions』を設立しました。
『Asking Questions』と聞いてすぐに「おっ!」と思った場合、なかなか詳しいCounter-Strike1.6ファンかと思います。
Asking Questionsは、2012年に東京ゲームショウで開催されたCounter-Strike1.6アジア大会『Asia e-Sports Cup 2012』の決勝戦で、 myRevenge と対戦したチームです。この時に選手として出場していた Prasad “StrykerX” Paramajothi 氏が、新たに立ちあげたeスポーツチームが今回の『Asking Questions』になります。
Prasad氏は、シンガポールを代表するプロチーム TitaNs eSportsでオーナー兼選手、DirecTVが主催した『Championship Gaming Series』のフランチャイズチーム Singapore Sword メンバー、『Overwatch World Cup 2017』シンガポール競技委員、『ZOWIE』コンサルタントなど様々な活躍をされているレジェンドです。
『Asking Questions』CS:GO部門には、 B.O.O.T-dream[S]capeでプレーしていたメンバー達が加入しています。
Prasad氏の動画
Prasad氏は動画にて『Asking Questions』というチーム名の由来を説明しており、子供は好奇心の塊で人にどう思われているかも気にせず面白い質問をする、そして無邪気に大好きなゲームを楽しむ。選手たちにはこのような姿勢で活動に取り組んで欲しいという思いから、『Asking Questions』をチーム名に採用したとのこと。
「伝説の TitaNs eSports復活」という形にしなかったのは、TitaNsの目標はシンガポール初のプロチームを実現することで、それはすでに達成していることから、 TitaNs eSportsを復活させることはやり残しがあるようになってしまうためそれは選択しなかったと説明していました。
Asking Questionsは、ポーランドを拠点としてブートキャンプを行ないメジャー大会のアジア予選に挑む計画でしたが、新型コロナウイルスの影響でプランがストップしているとのこと。今後、状況が良くなってからポーランドでの活動計画を再開するとのことです。