CS:GO世界ランキングNo.1の Astralisが、 Andreas “Xyp9x” Højsleth選手の休養入りを発表しました。
Xyp9x選手は公式サイトのコメントにて、何ヶ月もの間、燃え尽き症候群とストレスの症状を抱えてプレーしており、競技を離れ休養することを決断したと発表しました。
5月中旬、インゲームリーダー gla1ve選手も同様の理由で3ヶ月間の休養となることが発表されています。
「人生で最も難しい決断」世界No.1 CS:GOチーム『Astralis』のgla1ve選手がストレスと燃え尽き症候群克服のため3ヶ月の完全休養へ、当面はJUGi選手をスタメン起用
Astralis は、選手の負担を軽減するために7人選手制を起用したチーム作りを進めており、 Patrick “es3tag” Hansen選手と Jakob “JUGi” Hansen選手を獲得しています。
世界一のCS:GOチーム『Astralis』に元『North』の「JUGi」選手が加入、「7人選手制」で競争力がある健全な環境作りと長期展開できる体制を目指す
es3tag 選手は Heroicに所属しており6月中は契約が継続となるため Astralisの一員としてプレーすることは出来ません。
そのため、 Xyp9x 選手の代役として、 Marco “Snappi” Pfeiffer選手がヘルプ要員として当面出場していくことになります。
何ヶ月にも渡って燃え尽き症候群・ストレスを感じて過ごしてきました。必要な休息を取り、Astralisでの競技に復帰するためのモチベーションを取り戻す時がやってきました。まわりの人たちは、私の問題を解決するために様々な取り組みをしてくれています。休息を取らずプレーし続ける、ということ以外にやりたいことは何もないのですが、自分の健康を守る時がやってきたということです。
このような状態でサポートしてくれるチームメイト、組織、周りの人たちには本当に感謝しています。いつ競技に戻る事が出来るのかはわかりませんが、今回の決断は本当に難しいものでしたので、ファンの皆さんに理解していただけることを願っています。
Andreas(Xyp9x)は競技者としての活動を休止する必要があります。言うまでもなく、最適なタイミングではありませんが(※補足:メジャー大会予選が進行中のためでしょう)、選手達が健全なメンタルバランスを維持し、長期的にパフォーマンスを発揮することが出来るようにしていくために、妥協することは出来ません。選手がより良いコンディションを得るために特定のトーナメントを欠場することについて可能性を与えたい、というチームの思いは非常に明確なものです。これが、メンバーに2名の追加選手を加えた理由です。
Patrick “es3tag” Hansen選手のチーム合流は7月になってからとなるため、Marco “Snappi” Pfeiffer選手がヘルプとして出場する事に同意してくれたことを嬉しく思います。Snappi選手についてはよく知っていてHeroicでJUGi選手と共にプレーしていました。今後、Snappi選手がチームと共に活動することを楽しみにしています。
この4年間、チームは選手の健康とパフォーマンスにフォーカスしながら取り組みをしてきましたが、チームとしても業界としても、まだまだ改善すべきことがたくさんあります。選手に休息時間や個人的な理由による休暇を与えるために、チームは大きなメンバー変更を受け入れる必要があります。業界内で、このことについての理解や支持が高まってきていることを嬉しく思います。
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