Blizzard Entertainmentが、毎年開催する一大オフラインイベント『BlizzCon』を2020年は開催しない方針であると発表しました。
開催中止の理由は、新型コロナウイルスの影響によるもので、様々な選択肢を考慮した結果とのこと。
これまで、『BlizzCon』では国家対抗戦『Overwatch World Cup』や『StarCraft II World Championship Series(WCS)』などの公式esportsトーナメントが開催されていました。また、昨年では『Overwatch 2』の正式発表が行なわれており『BlizzCon』はesports好きなゲーマーにとっても注目のイベントです。
※現在、『WCS』は終了となり、代替となる『ESL Pro Tour StarCraft II』を展開中
2020年におけるオフラインでの開催は中止となりますが、代替となるオンラインでの展開が計画されています。
現在、大規模な集会で求められる安全衛生上の手続きの変化に影響されない形で、何とかオンラインで皆さんとつながることでBlizzConのスピリットを感じてもらえる方法がないか話し合っています。できる限り早く実行に移したいとは思っていますが、私たちにとっても未知の領域であり、様々な要因が関係してくることから、これは恐らく来年の初め頃になると考えています。
また、BlizzConは毎年Blizzardのゲームの重要なeスポーツ大会の舞台となっていましたので、例年BlizzConで行われていた大会の代替となる、ハイレベルな競技イベントを開催する可能性も模索しています。
『Overwatch World Cup 2019』日本代表、予選C セミファイナルでイタリア2-3に敗退、グループステージ進出ならず
『Overwatch 2』正式発表、新ヒーロー・マップ・ゲームモード追加、既存データの引継ぎに対応、『Overwatch League』でも採用