FaZe Clanが、CS:GO部門に所属する Olof “olofmeister” Kajbjer Gustafsso選手の休養入りを発表しました。
チーム公式Twitterに投稿された、 olofmeister選手のコメントは以下のようになっています。
全てのファンの皆様へ
Counter-Strike: Global Offensiveを一休みすると決めました。
ますますの疲労や、自分自身、チームメイト、FaZe Clanブランドに対して必要なモチベーションを失ってしまったと感じています。CS:GOとそのシーンをまだ愛していますが、モチベーションを回復させる必要があります。しばらく休み、自分の将来について考えたいと思います。FaZe Clan、ファンの皆様の愛とサポートに感謝します。
またお会いしましょう。
A statement from @olofmeister. #FaZeUp pic.twitter.com/WnRnxCPk9p
— FaZe Clan (@FaZeClan) May 23, 2020
健康な状態を取り戻すための休養ということで、いまのところはシーンからの引退や『VALORANT』への移行ということではありません。
olofmeister選手の休養は今回が初めてではなく、過去にも数回ほど競技シーンを離れている時期がありました。
『FaZe Clan』CS:GO部門のolofmeisterが再び活動休止、元Team Dignitasのcromenがヘルプとして加入
世界トップレベルのシーンで競い合うプロゲーマーたちは、非常に競争が熾烈なため日々長時間に渡るトレーニングをこなしているケースがほとんど。CS:GOはチームゲームのため様々なストレスもあり、体や心にかかる負担はかなりのものとされています。
先日も同様の事例があり、 Astralisの gla1ve選手がストレスと燃え尽き症候群克服のために3ヶ月間の休養を取得すると発表していました。
「人生で最も難しい決断」世界No.1 CS:GOチーム『Astralis』のgla1ve選手がストレスと燃え尽き症候群克服のため3ヶ月の完全休養へ、当面はJUGi選手をスタメン起用
CS:GOのシーンでは、このような問題を減らすためにプロ選手の権利を守るために活動する『CSPPA(Counter-Strikeプロ選手協会)』が設立され、大会主催団体と協力し、共通のオフシーズン期間を設けたり、負担を減らす大会スケジュールの設定などで協力しています。
また、 Astralisは7人選手制を採用し選手の負担を分散させるなどの取り組みを行なっています。
olofmeister 選手が元気やモチベーションを取り戻し、競技シーンに戻ってきてくれるとうれしいですが、この期間に違う道というものを見つけられれば、本人にとってはそれもまた良いことかと思います。
世界一のCS:GOチーム『Astralis』に元『North』の「JUGi」選手が加入、「7人選手制」で競争力がある健全な環境作りと長期展開できる体制を目指す