世界No.1 CS:GOチーム『Astralis』が、 Lukas “gla1ve” Rossander 選手の休養入りと、 Jakob “JUGi” Hansen 選手のスタメン起用について発表しました。
発表によると、gla1ve選手は長期に渡ってストレスと燃え尽き症候群の症状を抱えており、この問題を解決するために3ヶ月の完全休養という「人生で最も難しい決断」を下したとのこと。
gla1ve選手は、現在24歳。世界一という良いチーム状況であること、日々進化していく競技シーンにおいて3ヶ月もプレーしないというのはインゲームリーダーを務めるgla1ve選手にとってまさに「人生で最も難しい決断」ではありますが、何よりも大切な健康を選ぶのはとても正しい判断だと思います。
Toughest decision of my life.
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— Lukas Rossander (@gla1ve_csgo) May 19, 2020
長い間、ストレスと燃え尽き症候群の症状を抱えて過ごしてきました。チームメイトやAstralisのスタッフたちは、この問題を克服するために様々な方法を試みてくれました。しかし、いまだに改善が見えないため、医師と共に休養が必要であると判断を下し、チームに症状の詳細を伝えました。
今後3ヶ月間、完全休養してからチームに復帰します。
自身の状況について十分な理解を示し、手をさしのべてくれたチームメイトやスタッフに感謝します。健康第一で活動していくのは難しいと思っていましたが、それが必要なことだと改めて理解することができました。
Lukas(gla1ve)がこのような状況であることがまず何よりも悲しいですが、休養を取ることが出来るようになったことをうれしく思います。外部からはわからないかもしれませんが、CS:GOチームには非常にたくさんのタスクがあり、多くの選手は健康に影響するようなプレッシャーにさらされています。これはチームでも問題視していましたが、どのように最適化されていたとしても改善の余地があると感じています。
今後のトーナメントにおいて、 JUGi 選手を代替として起用出来ることを嬉しく思います。もちろん、Lukas(gla1ve)が100%健康となって戻ってくる事を楽しみにしていますが、今は休息が必要です。その間、チームは目の前のタスクに完全集中していきます。
当面は、今月チームに加入した JUGi 選手をスタメンに起用していくとのこと。
Jakob @JUGiOfficial Hansen is facing his Astralis debut today, as @gla1ve_csgo goes on medical leave.
— Astralis (@astralisgg) May 19, 2020
本日5/19 21時から行なわれる『DreamHack Masters Spring 2020 – Europe』の Heroic戦には、早速 JUGi 選手が出場予定です。
Astralis は、遠征や選手の負担を軽減するために、7人選手制を起用したチーム展開を予定しています。
Astralis CS:GO
世界一のCS:GOチーム『Astralis』に元『North』の「JUGi」選手が加入、「7人選手制」で競争力がある健全な環境作りと長期展開できる体制を目指す