「中国Dota 2プロ同盟」が、 Newbeeが不正行為に加担しているという報告を調査した結果、複数の証拠を得た事からチームおよび選手の追放処分について発表しました。
Newbeeは、公式世界大会『The International 2014』優勝、『The International 2017』準優勝の実績を持つ、シーンを代表するプロチームの一つです。
「中国Dota 2プロ同盟」によると、調査の結果、 Newbeeがは試合で八百長を行ない利益を得ていたことが確認されたとのこと。
調査の証拠は、ゲームの開発元「Valve」と中国の運営会社「Perfect World」にも報告し、チームおよび選手に対して以下の処分を下しました。
Newbeeに対する処分
Newbeeは、上記の決定に対する異議申し立てを5月20日までに行なう猶予が与えられています。
また、育成チーム Newbee Young のメンバーが Newbee と正式契約を結んでいない他、実名認証が行なわれてないアカウントでオンライン大会に出場していることも確認されているとのこと。
「中国Dota 2プロ同盟」は、公平な競技環境を維持するために、不正行為などについて厳しい対応を行なっていくと明言していました。
Newbee はチームの公式SNSを通じて、「中国Dota 2プロ同盟」からの通達を受理しその決定に対して理解・尊重するとしながらも、チームの設立以来、八百長や賭博に関与したことは一切無いとして、異議申し立てを行なう方針です。
八百長の疑いを受けた際に専門チームを設けて調査を行なったものの、証拠は見つからなかったとしているほか、新型コロナウイルスの影響によりチーム内でのコミュニケーションや管理が不十分な状態になってしまっていたと説明していました。