Riot Gamesが新作FPS『VALORANT』のeスポーツ展開について、その考えを公式サイトに掲載しました。
公式サイトでは、『VALORANT』のeスポーツ展開について以下のように言及されています。
『VALORANT』にeスポーツとして成功する要素が揃っていることに疑いの余地はなく、私たちはその将来に大きな夢を抱いていますが、その実現方法については慎重になりたいと考えています。
私たちの狙いは、生涯に渡って皆さんに注目される、そして興味を持ってもらえる価値のあるeスポーツを構築することです。私たちはこれを「コンペティティブ・インテグリティ」、「アクセシビリティ」、「オーセンティシティ」の3つの核となる基本原則のもとに達成しようと考えています。
この3要素についての詳細は公式の記事をご覧頂きたいですが、競技としての公平さを保ち、選手・トーナメント開催者・ファン・開発者たちが協力することによってコミュニティを成長させ、新旧どちらのeスポーツファンにも楽しんでもらえる競技シーンを目指していくということになります。
競技としての公平さを保つため、力を入れているのがネットコードの改善やチート対策です。ネットコードについては開発者による動画解説が行なわれており、ヘッドショットしたはずが当たっていない、というような不公平さを感じる事が無い環境を実現出来たとのこと。自前のISPネットワークを構築することで、経路コントロールやサービスエリアを拡張しやすい環境を実現していることがYouTube動画で説明されていました。
また、マップ内のオブジェクトを透視して他プレーヤーの動きを把握する不正「ウォールハック」対策に関する技術アプローチについての英語記事も公開されています。
トーナメント運営に関して現在準備中の「VALORANTコミュニティーコンペティション ガイドライン」についても、概要が公開されていました(英語pdf)。